MuayThai
3回の来日が記憶に残るタイの中堅女子ムエタイ選手で、ムエタイWMOフライ級チャンピオンおよびMBK52kgチャンピオンのホンカーオ・モー・ラチャパットチョンブン選手が12月17日(月曜日)の未明に死去しました。自殺と報じられています。
以下はタイのメディアの記事からの要約です。
ホンカーオ選手は16日の夜、同じ大学の友人たちと寮の自分の部屋でお酒を飲み、未明まで一緒でした。17日に授業に行こうと友人がホンカーオ選手を迎えに行くと彼女は首をつって亡くなっていました。部屋には争った形跡はなく、半分ほど中身の残っているボトルとグラスがありました。
ホンカーオ選手の家庭は豊かではありませんでしたが、明るい性格の彼女は幼少の頃からリングに上がるなどして、自分でお金を稼いでいました。昨年はベトナムで開かれたアジア大会の51kg級で優勝し、賞金50万バーツ(170万円)で授業料を支払いました。 以上要約
彼女は大学4年生であり、あと半年ほどで卒業というところでしたので、どうしてこの時期に自殺してしまうのか、どうも釈然としません。飲酒によっての発作的なものなのか、なんらかの事故なのでしょうか。
ホンカーオ選手は3回来日し、結果は、2014年6月にリトルタイガー選手に判定負け、2016年7月には小林愛三選手とドロー、2016年12月にはグレイシャア亜紀選手に判定負けとなっています。
階級的に日本にぴったりで、今後も日本人女子といい勝負を見せてくれると思っていました。飛び抜けた強さはありませんでしたが、フォームがきれいでリング映えのする印象があります。若いうちの死去がとても残念です。
★その後の報道 現地報道によれば自殺説を否定する材料が出てきたようです。ホンカーオ選手のご両親が遺体と対面したところ、首には二箇所に絞められたあとが残っていたとのこと。まず、首の高い位置、そして、かなり低い位置にもう一箇所です。通常、首をつって亡くなったのなら首の高い位置に絞められたあとが一箇所のはず。それが、低い位置にもうひとつあったということは、何者かが睡眠中のホンカーオ選手の首を絞めて殺害し、そのあとで首つりを偽装したということになります。ご両親は徹底的な再調査を求めているようですが、警察当局はすでに自殺説を採用しており、真相が明らかになるのは難しいかもしれません。 12月21日追記
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