2019年12月8日(日)東京 ニューピアホール
BOM -ザ・バトル・オブ・ムエタイ- season II vol.6 第1部
メインイベント 第9試合
WMCピン級 ノンタイトル 2分5R
伊藤紗弥 いとうさや(尚武会)
VS
奥脇奈々 おくわきなな(エイワスポーツジム)
赤コーナーは日本ムエタイ女子のエース格、伊藤紗弥選手。前回の試合からほぼ1年ぶりのリングです。
青コーナーは奥脇奈々選手。 彼女にとってもBOMはホームリングみたいな感じでファンも多いです。
第1ラウンド 格上への挑戦となる奥脇選手は積極的にパンチで前進。伊藤選手の顔をパチンと弾く場面もありますが、伊藤選手は蹴りを合わせるなどで冷静に対処。
蹴り足を取っての軸足払い。伊藤選手が相手のペースを乱します。
威力ありげなローキックで攻める伊藤選手。
奥脇選手の攻撃をカウンターで迎えてペースを渡しません。
第2ラウンド このままズルズル下がりたくない奥脇選手は飛び込みながらのパンチ。
奥脇選手を入らせないようにストッピングの前蹴り。
奥脇選手も蹴りで応戦しますが距離を見切ってかわす伊藤選手。
この日の伊藤選手の蹴りは思い切りがよく、実にシャープ。1年前の対小林愛三戦でなんだか自信なさげだったひととはまったく違う印象。あの試合はなんだったんですかね・・。
第3ラウンド 調子の良い、というか本来のコンディションで軽快に飛ばす伊藤選手に勇敢な攻めを見せる奥脇選手。
しかし、ローキック合戦でも後手に回って苦しい展開の奥脇選手。
さらに近づくと飛んで来るテンカオとパンチ。
奥脇選手もヒットを奪いますが、
きっちりお返しを忘れない伊藤選手。
第4ラウンド 離れては蹴り、組んではヒザを飛ばす安定した戦いの伊藤選手。
ムエタイの華、ミドルキック。
蹴りで押し込み、間合いが詰まったところでヒジを振るう伊藤選手。奥脇選手危し。
しかし、強気で打ち返す奥脇選手。
最終第5ラウンド
奥脇選手は攻撃の姿勢を崩してはいませんが、入ればカウンターを合わせられ、あるいは蹴りをはずされ、突破口が見えません。
試合終盤、攻められて手が止まったところでダウンを取られてしまう奥脇選手。
直後に試合終了。勝敗は判定となりました。
結果は3−0で伊藤選手の勝利。
メインイベント 第9試合
WMCピン級 2分5R
○伊藤紗弥 いとうさや(尚武会)
判定 3−0
×奥脇奈々 おくわきなな(エイワスポーツジム)
伊藤紗弥選手の判定勝利
(奥脇選手は第5ラウンドにダウン1)
Sunday 8th December 2019 Tokyo, Japan
Saya Ito (Japan) vs. Nana Okuwaki (Japan)
Winner Saya Ito by decision
Nana Okuwaki went down once in the 5th round
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