2019年3月16日(土)タイ アユタヤ
ムエタイ 105ポンド(47.62kg) 2分3R
ペッテー Phettee(タイ)
VS
ワン・ロクヤン 温楽欣(香港)
16 มีนาคม 2562 อยุธยา 105 lbs
เพชรแท้ ส.โสพิศ (ไทย) vs วัน (ฮ่องกง)
赤コーナーは昨年、田中 “暴君” 藍選手と戦ったペッテー選手。彼女は以前ペッチージャー選手とも戦った事で知られていますね。年齢は21か22だと思います。 青コーナーは香港ムエタイのワン・ロクヤン選手。
ワン・ロクヤン選手が手も足も長いため、小柄なペッテー選手はかなり苦戦するのでは無いかと思われました。・・ハイキックを打っても届きそうもありませんからね。
しかし、ペッテー選手はハイキックの代わりにパンチを多めに使って上段を攻撃し、ローもしっかり蹴り、ミドルキックでポイントを押えるという戦い方で見事に判定勝利。一方のワン・ロクヤン選手はパンチに頼りすぎてミドルを蹴っていないのが敗因ですね。
さて、こちらは試合会場の風景です。3月17日はタイの戦士のナイ・カノムトムというひとが10人のミャンマー軍代表とこのアユタヤで戦って見事に勝利した記念日。今回の試合がおこなわれた16日はその前日祭でした。
いまから250年前、お隣のミャンマーとの戦争で敗けていたタイは、このアユタヤのあたりも占領されていました。占領軍の王様は「ムエタイの強さをこの目で見たい」と言い、ナイ・カノムトムというタイ軍兵士がひとりで10人のミャンマー戦士とぶっ続けで戦う事になりました(空手で言う10人掛けですね)。負ければ命がありませんが、勝てばなんでも希望を聞くとのこと。
この無茶苦茶な戦いを前にしてナイ・カノムトムは言いました。「ムエタイでは試合の前にワイクルーという舞をおこなわなければなりません。師匠に感謝を捧げる舞です。踊ってもいいですか?」
王様はこれを許し、ナイ・カノムトムは時間をかけてゆっくりとワイクルーをおこない、その間に気持ちを落ち着かせ、試合場所の地面の様子を観察し、どう戦うべきか作戦を考え、その結果、10人すべてを倒しました。この英雄ナイ・カノムトムを称えて、ムエタイ戦士はいまでもワイクルーを舞うのです。
ムエタイ 105ポンド(47.62kg) 2分3R
○ペッテー Phettee(タイ)
判定
×ワン・ロクヤン 温楽欣(香港)
ペッテー選手の判定勝利
16มีนาคมที่อยุธยาไทย
เพชรแท้ ส.โสพิศ (ไทย) vs วัน (ฮ่องกง)
เพชรแท้ ชนะคะแนน วัน
16th March, in Ayutthaya, Thai
105lbs 3x2m
Phettee Sor.Sopit (Thai) vs Lok-Yan Wan (HongKong)
Winner Phettee Sor.Sopit (Thai) by decision
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