2019年4月14日(日)京都 KBSホール
TO THE FUTURE vol.25
アトム級 8回戦
△池山直 いけやまなお(フュチュール)
判定 1−1
△黒木優子 くろきゆうこ(YuKO)
ジャッジ3者3様のドロー
(77−75、76−77、77−77)
日本女子フライ級王座決定戦 6回戦
○小澤瑶生 おざわたまお(フュチュール)
判定 3−0
×パク・ヘス 박해수 Hye-Soo Park(韓国)
小澤瑶生選手が判定勝利で日本女子フライ級王座を獲得
(58−55、59−54、60−53)
(パク・ヘス選手は第1ラウンドにダウン1)
セミリタイヤ中の韓国選手を連れてきての日本王座戦は当然の結果に。
東洋太平洋OPBF女子ライトフライ級王座決定戦 8回戦
○緒方汐音 おがたしおね(WBOアジアパシフィック女子ライトフライ級王者/寝屋川石田)
TKO 第5ラウンド
×チャリマエ・サルバドール Charimae Salvador(フィリピン)
緒方汐音がTKO勝利でOPBF女子ライトフライ級王者に。力の差からして予想通りですが、OPBFには有力選手がいないので仕方ないでしょう。
池山直 いけやまなお(元WBOアトム級王者/フュチュール)27戦18勝(うちタイ人1)5敗4分5KO(うちタイ人1)
黒木優子 くろきゆうこ(元WBCミニフライ級王者/ユーケーオー)26戦18勝(うちタイ人3)6敗2分8KO(うちタイ人2)
小澤瑶生 おざわたまお(フュチュール)19戦16勝(うちタイ人5)5敗6KO(うちタイ人2)
パク・ヘス Hye-Soo Park(韓国)14戦5勝(うちタイ人3)8敗1分1KO(うちタイ人1)
緒方汐音 おがたしおね(寝屋川石田)17戦11勝(うちタイ人5)6敗3KO(うちタイ人2)
チャリマエ・サルバドール Charimae Salvador(フィリピン)6戦4勝2敗1KO
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コメント
会場で観戦してました。
池山直選手vs黒木優子選手。熱戦でしたが、両選手とも最後まで決め手を欠き、見せ場を作れない展開でした。
池山選手は1回は様子見、2回からは積極的に攻勢に。小刻みな動きから圧力をかけ、フックを主体にボディにも散らす多彩な攻撃。左ボディ、右ボディアッパーを好打し、黒木選手が顔をしかめる一幕も。
3回以後も池山選手の攻勢は続きますが、次第に攻撃が単調になります。左右フックを振り回しますが、あまりにがむしゃらな感じ。会場の応援団からも「ちゃんと見て」との声も…。
これはそのうち黒木選手に捌かれて、カウンターを喰らうかなと思いましたが、黒木選手は真っ正面から打ち合いに応じます!
スリップでリングを転がろうと、組み付きを注意されても、なりふり構わず黒木選手に喰らいつく池山選手…。
黒木選手はジャブや左ストレートを当てて振り払おうとしますが、池山選手は打たれても突進しフックの雨を浴びせます。
そして、フックを顔面に再三喰らう黒木選手。会場の池山選手側応援団は「これは行けるかも!」と盛り上がります。
黒木選手の左ストレートも当たってますが、池山選手はお構い無しに振り回します。
黒木選手はラウンド終了の度に笑顔で腕を上げて優勢をアピールしますが、攻められている印象は拭えません。
中盤に池山選手の強いボディが何発かヒットして黒木選手が険しい表情に。
黒木選手は珍しくアッパーをしきりに繰り出し、何発かヒットさせますが、ダメージを与えるまでには至りません。
お互い決定打が出ない一進一退の展開で終盤に。
見かねた黒木選手応援団から「見せ場作れ」と声が飛びますがそのままの展開が続き終了。
スタミナ十分の両者は最後までひたすら打ち合いました。
池山選手は相変わらず驚異的なスタミナでしたが、黒木選手を追い詰めるまでには至りませんでしたね。
黒木選手は倒すことに拘ってた感じですが、キレのあるパンチが出ませんでした。
色々気にはなりましたが、熱戦で会場が盛り上がったのは間違いなかったです。
>ボクシングファンさま
詳細リポートありがとうございます!! まさか1−1のドローになろうとは思いませんでしたので、
両選手の今後の動向などいろいろ気になります。しかし、会場が盛り上がったのは良かったです。
京都の会場行ってみたいものです。
今回の京都の会場、テレビ局のホールですがコンパクトで、通常の席でもリング間近で見れました。是非いらしてください(^^;
ドローは意外でしたね。
黒木選手は強引にプレッシャーかけてくる相手には苦戦が続いてますね。
個人的には宮尾綾香選手との対戦を期待したいです。
池山選手、スタミナに衰えは全くないようですが。
>匿名さん コメントありがとうございます!
京都、もう何年行ってないでしょうか。そろそろ行きたいですが、どうなるでしょう・・。