Boxing
第10試合 62kg契約6回戦
○風神ライカ(山木) 判定2-0 ×ナタリー・ブラウン(アメリカ)
ブラウン選手は左を低くかまえて誘いながらライカ選手の攻撃を待つ。入るライカ選手に、右フック、アッパーを狙うブラウン選手だが散発的でライカ選手の脅威にはならない。ブラウン選手は3回に重いボディパンチ、右フック。一方、ライカ選手は踏み込みながらの攻撃のタイミングをつかみ、パンチが当たり始める。
中盤からライカ選手の左フックがヒット。ブラウン選手はいきなりの右などで対抗。回が進むとブラウン選手が下がり始めライカ選手が優勢。終了のゴングで二人同時に両手を挙げて自分の勝ちをアピールするが、判定はライカ選手。
第9試合 フライ級6回戦
○藤本りえ(協栄) 判定2-0 ×四ヶ所麻美(フラッシュ赤羽)
開始と同時に四ヶ所選手が打ちに出るが、藤本選手が応戦すると四ヶ所選手はクリンチ。上体でやわらかくリズムを取り、遠い距離から思いきり良く攻撃する四ヶ所選手。しかし、決定打は無く、藤本選手に詰め寄られると近距離では支配権を渡してしまう。遠くは互角だが、近づくと藤本選手、という形がはっきり。この展開では不利とさとったか、相打ち覚悟で中間距離の乱打戦をいどむ四ヶ所選手。しかし、藤本選手はその距離でも打ち負けず、最後まで試合を支配し続け激戦をものにした。(写真左:藤本選手 右:四ケ所選手)
第8試合 ミニ・フライ級6回戦
×天心アンリ(=中川杏里・山木) TKO 2ラウンド終了時棄権 ○富樫直美(ワタナベ)
大きく踏み込みつつ、上体を沈めながらまっすぐに打ってくるアンリ選手だが、富樫選手はふところ深くやりすごし、あるいは足を使ってこれをさばいてフックを返す。2ラウンドにははっきり富樫選手のペースになり、ロープに追い詰められたアンリ選手が防戦一方に。インターバル間に棄権の申し出があり、富樫選手のTKO勝利。アンリ選手、運び込まれた担架に乗せられて退場。(写真左:富樫 右:アンリ)
第7試合 バンタム級6回戦
○天空ツバサ(=前田睦美・山木) TKO レフリーストップ 5ラウンド46秒 ×菊川未紀(緑)
積極的にパンチを出す両者。菊川選手の攻撃のリズムを読み、的確に反撃するツバサ選手が1回後半から優位に。ロープぎわに何度か追い込まれる菊川選手。ツバサ選手が効果的な右。腫れてふさがっていく菊川選手の左目。レフリーが試合を止め、ツバサ選手の完勝。(写真左:菊川 右:ツバサ)
第6試合 ミニ・フライ級6回戦
×リリー・ラチャプラチャジム(タイ) 判定0-3 ○夛田悦子(関西)
リーチ差で不利なリリー選手は果敢に前に出てくるが、細かいパンチがなく、右の大きなフックが目立つ。これをのがさずカウンターで倒すことが出来れば世界ランクの大幅アップも夢ではない夛田選手。しかし狙いすぎてしまったのか、後半は決め手に欠けたまま判定へ。
第5試合 ミニ・フライ級4回戦
○小関桃(青木) 判定3-0 ×久保真由美(KG大和)
久保選手の直線的で単調なボクシングに対し、小関選手はあきらかに優位ではあったが、崩すことが出来ず見せ場のないまま終了。(写真左:古関 右:久保)
第4試合 ミニ・フライ級4回戦
×伊藤まみ(イマオカ) 負傷判定判定0-3 ○伊藤知子(シャイアン山本)
3回の偶然のバッティングにより伊藤まみ選手の額左側が大きく腫れ上がり、4回途中でレフリーが止めて負傷判定。(写真左:伊藤知子選手 右:伊藤まみ選手)
第3試合/55.8kg契約4回戦
○藤本奈月(セレス) 判定2-0 ×三好喜美佳 (新田)
頭を下げながらフトコロに入ろうとする藤本奈月選手に、三好選手も頭を下げて応戦。近距離で頭をつけあうようにして打ち合う。僅差の判定で藤本奈月選手。(写真左:三好 右:藤本)
第2試合/アトム級4回戦
○野口智代(ジャパンスポーツ) 判定3-0 ×越石優(山神)
闘志たっぷりに打ち合う二人だが、野口選手には冷静にさばく余裕があり、4回後半にはあきらかに差をつけた。(写真左:越石選手 右:野口選手)
第1試合/アトム級4回戦
×小林悠梨(真正) 判定0-3 小林にダウン1 ○大内さくら(シャイアン山本)
3回残り15秒に大内選手が右アッパーでダウンを奪った。
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