観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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レーナ、富田美里が激闘

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2008年7月21日(月・祝) 後楽園ホール
シュートボクシング「火魂 ~たまし~ 其の四」

51kg契約 スターティングクラスルール 2分3R延長1R
レーナ(及川道場)○ 延長1回判定3-0 ×富田美里(シーザージム)

SB0721-4 RENA vs MISATO
 東西を代表する女子シュートボクシング期待の新星二人が激突した注目の一戦は、本戦で決着がつかず、延長にもつれ込み、接戦を及川道場(大阪)のレーナ選手が判定でものにしました。

SB0721-3 RENA vs MISATO
 身長、リーチでまさるレーナ選手は、序盤から積極的に打撃で勝負を挑み、綺麗なフォームから繰り出される安定したキックとパンチで、シーザージム(東京)の富田美里選手にプレッシャーをかけます。離れてはキック、中間ではパンチ、接近してはヒザ蹴りと、教科書通りの試合運びで優位に進めます。

SB0721-2 RENA vs MISATO
 しかし、レーナ選手の攻勢にも焦る様子を見せず、スキをついてはカウンターぎみに返して大差を許さない富田選手。実に落ち着いています。
 レーナ選手優勢のまま試合も終盤へとさしかかったその時、柔道初段の富田選手の投げが綺麗に決まりシュートポイント1。試合の行方はまったく分からなくなります。
 本戦の3ラウンドが終わり、勝者はどちらとも予想できません。判定はドロー。

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 勝敗は延長に持ち込まれ、ここで冷静に距離を取ったレーナ選手は、パンチを主体に中間距離で戦いを組み立てます。
 いくつかのクリーンヒットを奪い、試合が終わろうとするその時、またもや富田選手の投げが炸裂。しかし、ゴングと同時のタイミングのためシュートポイントは入らないというアナウンスが流れ、スコアの集計を待ちます。

SB0721-1 RENA vs MISATO
 結果はジャッジ全員が10ー9でレーナ選手を支持し、激戦に終止符。

 勝ち名乗りを受けながらもくやしそうな表情のレーナ選手。負けてもなお、顔を下に向けない富田選手。未来のSBクイーンの座をめぐって、激しい戦いの幕が切って落とされた瞬間だったのかもしれません。

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