Boxing
2009年5月30日(土)東京 江戸川区スポーツセンター
第2回 チャリティー・ボクシング・フェスティバル in EDOGAWA
第5試合 バンタム級4回戦
○天空ツバサ(山木)
TKO 3回1分19秒
×マギー・チェチェ(モンゴル)
天空ツバサ選手3回TKO勝利
東洋ランキング第1位、世界でも4位の天空ツバサ選手に、モンゴル初の女子プロボクサーで、アジア女子ボクシング銅メダルのマギー・チェチェ選手が果敢に戦いを挑みました。
いつもどおり初回はきちんとガードを上げて正統派のボクシングをするツバサ選手。チェチェ選手は、ガードされていても関係なくジャブをたくさん打ち、ときおり右ストレートも出してきます。
ツバサ選手はほとんど手を出さすに相手の出方を見るラウンド。しかし、チェチェ選手のスキを突いて鋭いパンチを数発命中させ、技術の高さを見せつけます。
2回。相手の力量を見切ったツバサ選手が攻撃に出ます。『あしたのジョー』を思わせる両手ぶらりの構えで挑発し、相手が出て来たところにカウンターを当てるのがツバサ選手の得意のパターン。
カウンターを取られても恐れずに攻撃を続けるマギー・チェチェ選手。しかし、パンチ力ではどう見てもツバサ選手のほうが上。さらに、チェチェ選手の得意とする中間距離をつぶしてツバサ選手が前に出て来るので、チェチェ選手はバックステップが続きます。
3回。劣勢をひっくり返そうと積極的に出てくるチェチェ選手。パンチは的確に命中しますが拳質が軽いのか、ツバサ選手には何のダメージもありません。
ツバサ選手の反撃を受け、ロープぎわまで追われてピンチのチェチェ選手。必死に立て直そうとしますが、さらに追撃を受け、きれいな右で顔面を打ち抜かれるとレフリーが入って試合をストップ。
この結果により両選手の戦績はつぎのようになります。
WBCバンタム級4位
OPBF東洋太平洋バンタム級1位
天空ツバサ てんくうつばさ(山木) 16戦13勝3敗6KO
マギー・チェチェ(モンゴル) 1戦1敗
(JBC認可以前からの通算戦績です)
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