Kick Boxing
2009年7月25日(土)アメリカ ネバダ州 ラスベガス・ヒルトン
*中止
K-1ルール 2分3R
クリスティーン・トレド(アメリカ)
VS
郑野楠[チャン・ヤーナン/ジュヨン・イエナン](中国)
7月25日に開催が予定されていた『武林風』(中国版K-1)ラスベガス大会が、中国選手団6人全員がビザの取得に失敗したため、全カードが差し替えになり、中国選手団抜きの大会になりました。
ボクシングの内藤大助選手の中国での世界タイトルマッチ中止事件、水谷智佳選手と中国選手の東洋タイトルマッチ中止事件に続き、キックボクシングでも前代未聞のこの不祥事。
中国ではスポーツビジネスやスポーツ文化というものが、根本的に理解されていないのでしょうね。
さて、唯一の女子マッチとして予定されていたクリスティーン・トレドVS郑野楠[チャン・ヤーナン]は、幸か不幸か、クリスティーン・トレド選手と、キックの実力者ジェリー・サイツ選手(アメリカ)の対戦という豪華カードに変更になりました。
キックボクシング
×クリスティーン・トレド(アメリカ)
判定0-3
○ジェリー・サイツ(アメリカ)
結果は急遽出場したジェリー・サイツ選手がユナニマス・デシジョンで勝利。ジェリー・サイツ選手は、ボクシングでもWBC世界9位という実力者ですが、突然のオファーでこの結果はさすがです。
今回は体重調節の期間が無かったので、サイツ選手のほうが4ポンドも重く、あきらかにトレド選手が不利でした。それでも大会を成立させるために試合に応じた彼女はプロとして立派だと思います。
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コメント
中国はなんか勘違いしているから、ダメですね。
ショービジネス、スポーツビジネスの基本から身につけないと、パクリばかりだと長続きしないわ。