Boxing
2009年10月12日(月) 後楽園ホール
ダイヤモンドグローブ
OPBF東洋太平洋フライ級王座決定戦 10回戦
四ヶ所麻美(フラッシュ赤羽)
VS
O・A・ゴーギアットジム(タイ)
O・A・ゴーギアットジム選手は、サウスポーでしかもリーチにめぐまれた選手ですが、左の大振りとクリンチ以外に何も無いことは前回の来日(今年5月の対富樫直美戦)であきらか。
ステップワークがなく、ジャブも打てないO・A選手は遠くからいきなり左を強振しつつ突入するのみ。これが四ヶ所選手に当たるわけも無く、早くも初回から凡戦の様相。
2回、3回、4回、と進むうちに相手の動きを見切った四ヶ所選手のパンチが当たり始めます。
O・A選手は5回からはクリンチを多用。しかし、ブレイクのあとのリスタートで必ず打ち込まれ、顔をそむける場面も。
6回、密着しながら片手でハーフクリンチ、もう片方でボディー連打を繰り返すO・A選手。スタミナ切れか足元がふらついてきました。
7回、四ヶ所選手の後頭部に強い左を二発叩き込んだO・A選手にレフリーが減点を宣告。
その後、O・A選手はロープぎわに追い込まれて連打を浴び決定的なピンチ。
8回、四ヶ所選手の右ボディ、続いて右フックが命中したところでレフリーがストップを命じ試合終了。四ヶ所選手のTKO勝ちとなりました。
OPBF東洋太平洋フライ級王座決定戦 10回戦
○四ヶ所麻美(フラッシュ赤羽)
8回TKO
×O・A・ゴーギアットジム(タイ)
四ヶ所麻美選手のTKO勝利。東洋太平洋フライ級王者に。
この結果により両選手の戦績は以下のようになります。
四ヶ所麻美 しかしょあさみ 4戦3勝1敗2KO
O・A・ゴーギアットジム(タイ)10戦6勝4敗1KO
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