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女子ボクシング JBCがわずか1敗の女子選手に引退勧告

 Boxing

 日本国内の規定では本来ライセンスが認められない年齢ながら(今年で37才)女子ボクシングスタート時の特例としてボクシングライセンスの発給を受けていた選手がデビュー2戦めに判定負けをしたことを理由に引退勧告を受け、リングを去ることになりました。

 引退するのは今年3月にデビューした横関夏芽選手(緑)。デビュー戦は勝利したものの、4月の試合で黒木優子選手(関)に判定負けを喫しました。

 JBCさんは女子ボクシング認可直後の人数確保のために、30代後半~40代の選手にもライセンスを認めています。しかし、これはあくまでも便宜的な一時の処置で「一戦でも負けたら引退勧告が来る」と言われていました。

 しかし、いくらなんでも一試合程度負けたからといって機械的に線引きして「はい、引退勧告」とはならないだろう、少しは様子を見てから決めてくれるだろう、という見方もあったわけです。でも、現実はきびしく、1敗して引退勧告を受けた横関選手にこれ以上現役を続ける道はありませんでした。

 横関選手は12月14日の対花形冴美戦を最後にグローブを置くということです。

 同じように年齢規定を越えていて、1敗している選手は他にもいますが、今後、例外無く引退に追い込まれてしまうのでしょうか?

 ボクサーライセンスというのは「プロボクサーとして適格であることを認める」証明書です。それが一回の負けで取り消されるとは。よくわからない話です。

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コメント

  1. H・F より:

    仕方ないと思いますよ。ボクシングは過激に危険なスポーツですから、選手の今度の人生を考慮したら、妥当の線ですよ。女子はまだ選手層が薄いから、試合組まれるのが多いですが、男子の場合は実績の無い選手なら、試合さえ組まれないのですよ。そして、誰も知らない間に引退してる選手もいるのですから。JBCも辛い決断だと思いますよ。横関選手もラストファイトは100%の実力出して、完全燃焼してほしいですね。

  2. 特名 より:

    JBCは最初からなにも考えてないんだよね。
    特例なんて理屈に合わないことするからこうなる。

  3. 天文部ボクシング班 より:

    スーパーのタイムセールみたいなライセンス。はい、いまなら安いよー、どんどん持っててってー。
    んで、すぐに返せだってさ。人の人生をなんだと思ってるんだろ。

  4. daininoshu より:

    小関桃選手に敗れた、池山直選手は引退勧告されなかったようで、ボクシング雑誌では12月?の四国坂出の興行に出場するようです。
    これは、世界戦での敗戦だから例外になったんでしょうかね?

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