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女子ボクシング スージー・ケンティキアンがWBAスーパーベルトを獲得

 Boxing

 コロンビアのメデジン市で開かれたWBA総会に招かれていたWBAフライ級王者スージー・ケンティキアン選手(ドイツ)が、女子選手として初のスーパー・チャンピオンに認定されました。

 この認定は、ケンティキアン選手が2年半の間に11回の防衛を果たしたことを評価したもので、WBAは「女子のスーパーチャンピオンベルトを今後『スージー・ケンティキアン・ベルト』と命名する」と発表しました。
ニュースを伝えるドイツのサイト

 スージー・ケンティキアン 「大きな名誉をいただいて非常に幸せです。コロンビアへの長い旅はわたしにとってとても価値のあるものになりました。WBAさんに感謝します。」


 動画は10月におこなわれたWIBF/WBA/WBOフライ級タイトルマッチ10回戦 王者スージー・ケンティキアン VS 挑戦者 ユリア・サーヒン (紫のスカートがケンティキアン選手)

 ケンティキアン選手の実積がスーパーなことは事実ですが、今回の認定はライバルの団体のWIBFさんやWBOさんより目立ちたいというWBAさんの話題作り感が濃厚というしかありません。

 男子では複数の団体のベルトを持つことがスーパー王者の一応の認定基準ですが、いままでWBAさんはレイラ・アリ選手(アメリカ)やナターシャ・ラゴシーナ選手(ロシア)が何団体もの統一王者となってもスーパー認定しませんでした。

 いままで認定しなかった女子スーパー王者を今回ケンティキアン選手に認めた理由は「2年半に11回の防衛」という、なんか中途半端なもので、認定の基準がどうなっているのかさっぱりわかりません。

 もしかすると、今回の本当の狙いは、強過ぎるケンティキアン選手をスーパー王者に認定することで正規王座を空位にして、そこに新しい王者を作ることなんじゃないかという、イヤな予感も漂ってきます・・・。

 本当のところはどうなんでしょうねえ、WBAさん。

*スーパー王者 通常の世界王者よりも人気と実積のある選手に限りWBAさんが認める王者。といえば聞こえがいいですが、実際には認定の基準がよく分からない上に、スーパー王者が誕生すると通常の正規王座(レギュラー王座)が空位扱いになり、もうひとり王者を作ることが出来るため「王者乱立の商業主義」としてとても評判が悪い制度。

関連記事 女子ボクシング ドイツでの二大タイトル戦は大激戦 イナ・メンツァー vs イスター・ショウテン、スージー・ケンティキアン vs ユリア・サーヒン 結果

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コメント

  1. g1j2p5i5 より:

    お早うございます いつもながら素早い情報とコメント有難うございます たぶんイヤな予感どうりでしょう スーパー 名誉 休養 正規 暫定 やりたい放題&とくに女子は最近ひどいですね

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