ShootBoxing
2010年8月29日(日) 東京 グランドプリンスホテル赤坂
SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT Girls S-cup2010
WORLD TOURNAMENT Girls S-cup ★決勝★ 2分3R(延長2R)
RENA[レーナ](及川道場/Girls S-cup2009王者)赤
VS
高橋藍(シーザージム)青
決勝は♪アイアイ(おさるさんだよ)♪ではなくて女子格闘技のアンセムである♪キルビルのテーマ(Battle Without Honor or Humanity)♪で入場してきた高橋藍選手。この曲は女子においてはロッキーのテーマや猪木のテーマに匹敵する存在。高橋選手の本気が伝わる選曲です。
命中精度ではRENA選手。なんども高橋選手の顔面に前蹴りがきまります。
高橋選手は近づくと首相撲からのヒザ蹴りを狙い、距離を取っては回し蹴りなどで反撃。
RENA選手は接近戦を仕掛けますが高橋選手は距離を置きます。
前進をさそってカウンターを狙う作戦でしょうか。
近距離をキープ出来ず、パンチ攻撃はなかなか全開出来ませんが、このラウンドはキックでRENA選手が優勢。
ラウンド2 ゴング直後に二段蹴りで飛び込んで距離を詰めたRENA選手は、そのままパンチと前蹴りでラッシュ。ようやく望みのファイトスタイルに持ち込みます。
一気に場内も両者の応援でヒートアップ。このラウンドも手数とアグレッシブネスでRENA選手が押し切ったか。
いよいよ最終ラウンド。自分の距離で戦えるようになったRENA選手は生き生きとしたファイト。
しかし、距離が出来るとリーチにまさる高橋選手の攻撃が飛んできます。
そして首相撲からのヒザ蹴り。高橋選手がRENA選手のコーナーでヒザを4発叩き込んで攻勢。
このピンチを強烈な右フックで脱出したRENA選手は再び試合のペースを掌握。激しい攻防戦はダウンもシュートポイントもないまま勝敗は判定へ。
打ち合いで必ず先手を取っていたRENA選手が優勢かと思われましたが、判定は3人のジャッジのうち一者がRENA選手を支持したのみで、あとの2人はドロー。延長戦突入決定。
これがシュートボクシング名物、延長地獄。ビッグマッチでは簡単には判定勝利は得られず、過酷な延長戦がシュートボクサーを待ち受けているのです。
Girls S-cup2010 一回戦 RENA vs 渡辺久江
Girls S-cup2010 一回戦 ケイト・マルティネス vs サーサー・ソー・アリー
Girls S-cup2010 一回戦 V一 vs サマンタ・ヴァンドール
Girls S-cup2010 一回戦 クリスティーナ・ジャルジェビック vs 高橋藍
Girls S-cup2010 準決勝 RENA vs ケイト・マルティネス
Girls S-cup2010 準決勝 V一 vs 高橋藍
Girls S-cup2010 決勝 RENA vs 高橋藍
Girls S-cup2010 全試合結果
コメント