Boxing
2011年5月19日(木)アメリカ カルフォルニア州バーバンク
スーパーライト級4回戦
×ミリアム・ナカモト(アメリカ)
判定 1-2
○タティナ・アンダーソン(アメリカ)
WBCムエタイ王者ミリアム・ナカモト選手が久々のボクシングマッチに出場しましたが、判定1-2でタティナ・アンダーソン選手に敗れました。
本来はナカモト選手の対戦相手はオーストラリアのディアナ・プラザック選手でしたが、変更になった模様。プラザック選手は今年4月にTKOでオーストラリア王座に就き、5月にはムエタイの強豪アイリーン・フォレスト選手を初回1分でKOにくだすという大活躍中。ナカモト選手との対戦は注目を集めていただけに今回のカードの変更は残念な気がします。
プラザック選手は6月にブロンウィン・ワイリー選手(ニュージーランド)とのPABA(WBA系の東洋王座)タイトルマッチが決定しているため、その準備に集中するために今回のアメリカ行きを断念したのでしょうか?今回の変更の理由がプラザック選手のケガなどではないといいのですが。
さて、今回、代理出場でナカモト選手に勝利したタティナ・アンダーソン選手は、このところ年に一度程度しか試合の機会がなく、なかなか名前を売り出す機会がありませんでした。しかし、次回はちょうど6月にホリー・ホルム選手のタイトル戦の前座としてビクトリア・シスネロス選手との対戦が決まっているので、今回の勝利はそのいい宣伝になりましたね。
では、アンダーソン選手の以前の試合の映像をご覧ください。背の低いほうがアンダーソン選手。相手は同じアメリカのタミー・フランクス選手です。
試合は動画の4分ぐらいからはじまります
アンダーソン選手のパンチ力、すばらしいですね。リトルタイソンと呼ばれているのがよく分かります。今後の活躍に注目したいですね。
今回の結果を含む両者の戦績は以下のようになります。
ミリアム・ナカモト(アメリカ)5戦2勝3敗1KO
タティナ・アンダーソン(アメリカ)6戦4勝1敗1分3KO
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