観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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神村エリカ vs デニス・メラー WBCムエタイ インターナショナル王座決定戦 詳細 ムエタイ女子

 MuayThai

2011年10月2日(日)東京 後楽園ホール
WBCムエタイ・ジャパン 第2回大会 The Path to the World Champion 2011

WBCムエタイライトフライ級インターナショナルタイトルマッチ
神村エリカ(TARGET/WPMF&WMC世界女子ミニフライ級王者、Girls S-cup2011トーナメント優勝)
VS
デニス・メラー(イギリス/元WBCムエタイ女子インターナショナル・ミニフライ級王者)

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 この試合にかけられているベルトはWBCムエタイのインターナショナルのベルトですが、このベルトを取れば次はWBCムエタイの世界王者(ワールドチャンピオン)決定戦に出る資格が得られるという大事な試合。

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 対戦相手は元WBCムエタイインターナショナル王者のメラー選手。

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 両選手によるワイクーの舞。


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 第1ラウンド まずは右のキックを出してきたメラー選手ですが、神村選手はこれをカットすると同時に得意の左フックで反撃。

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 さらに、左のミドルでたたみかける神村選手。

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 メラー選手は体勢を崩しながらもなんとか左を当てると、神村選手に密着しながら肩越しに手を回して首相撲に持ち込みます。

 しかし、ここからうまく展開出来ずにブレイク。

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 リスタート後、メラー選手は左足を踏み込むつつインパクトの効いた左パンチを神村選手の顔面に直撃。高橋藍選手の武器である左と同じ打ち方です。

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 さらに続いて左を出してくるメラー選手でしたが、神村選手はこれをパリーでディフェンス。

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 神村選手の左ミドルはメラー選手が右手でキャッチ。

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 この瞬間、両者が左フックを出し合いますが、先に命中したのは神村選手のパンチ。この一撃でメラー選手のマウスピースが吹っ飛びます。

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 そこからさらに左、そして右と、百裂拳ラッシュが爆発。

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 コーナーに完全に崩れ落ちるメラー選手。

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 カウント8で再び神村選手に向かってきますが…

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 神村選手はいきなりのタテヒジ、続いての左フック。

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 これを1発2発と命中させるとメラー選手はなぎ倒されるようにダウン。ここでレフリーが試合をストップ、神村選手が秒殺のノックアウト勝利。

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 神村エリカ選手はWBCムエタイライトフライ級インターナショナル王座を獲得。みずからの手で世界王座への近道を切り開きました。

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 スタートダッシュの一瞬で勝負を決めてみせた神村選手の決定力は見事のひとこと。全然ムエタイの戦い方ではありませんが、ムエタイ狩りの戦法としてはこれはこれで正解でしょう。

WBCムエタイライトフライ級インターナショナルタイトルマッチ
○神村エリカ(TARGET/WPMF&WMC世界女子ミニフライ級王者、Girls S-cup2011トーナメント優勝)
1ラウンド1分49秒 KO
×デニス・メラー(イギリス/元WBCムエタイ女子インターナショナル・ミニフライ級王者)
神村エリカ選手のKO勝利。
神村選手はWBCムエタイライトフライ級インターナショナル王者となり、同級世界タイトルへの挑戦資格を得ました。
(メラー選手ダウン1。2度目のダウンでレフリーがノックアウトを宣言。)

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