Boxing
2012年10月25日(木)メキシコ ティファナ
EL BOX SE VISTE DE ROSA
NABF北米フライ級王座決定戦
○ジョセリン・アロヨ・ルイス(メキシコ)
TKO 2ラウンド
×ヤディダ・トレホ(メキシコ)
ジョセリン・ルイス選手のTKO勝利
フライ級4回戦
○ケニア・エンリケス(メキシコ)
TKO 2ラウンド
×カロル・マドリッド(メキシコ)
ケニア・エンリケス選手のTKO勝利
フライ級4回戦
○ブレンダ・フローレス(メキシコ)
判定2-1
×パロマ・ロペス(メキシコ)
ブレンダ・フローレス選手の判定勝利
バンタム級4回戦
○サンドラ・ロブレス(メキシコ)
判定3-0
×キアロニ・バンダーリースト(アメリカ)
サンドラ・ロブレス選手の判定勝利
バンタム級4回戦
○アンへリカ・ドミンゲス(メキシコ)
判定3-0
×アビゲイル・カスタネダ(アメリカ)
アンへリカ・ドミンゲス選手の判定勝利
ライトフライ級4回戦
○ジョリーン・ブラックシェア(アメリカ)
TKO 1ラウンド
×リリー・バラハス(メキシコ)
ジョリーン・ブラックシェア選手のTKO勝利
10月25日にメキシコですべて女子によるボクシング大会が開かれ、7試合がおこなわれました。
大会を伝える海外のウェブサイト
当ブログでは日本の「女子だけボクシング大会」は「女子選手だけ」を売り物にすることによってボクシングの本来あるべき姿から切り離され、さまざまな弊害を生んでいる現状から基本的に支持しません。
が、メキシコのようにすでに女子のボクシングが人気でも競技水準でも高い次元で確立し、競技人口もファンも多い国では、どんどんおこなわれてかまわないと思います。
そして、今回のメキシコの大会は、日本でおこなわれている女子選手だけの大会とは違って、選手はもちろん、レフリー、リングアナウンサー、タイムキーパー、ドクターなどのスタッフも全員女子。いろんな意味で日本の女子ボクシングとは地盤が違うという感じですね。
合計7試合のうちのほとんどが、デビュー間もない若い選手による4回戦でしたが、そのなかにまじってデビュー以来3戦3KO勝利のリリー・バラハス選手を42才のジョリーン・ブラックシェア選手が初回TKOに仕留めているのが目につきます。
メインの北米フライ級チャンピオン決定戦では、メキシコのジョセリン・アロヨ・ルイス選手が判定で勝利し、現在産休中のジャッキー・ナヴァ選手からチャンピオンベルトを手渡されました。ジョセリン・アロヨ・ルイス選手はこれでデビュー以来11戦全勝と記録を伸ばしています。
今回の結果を含む全選手の戦績は以下のとおりです。
ジョセリン・アロヨ・ルイス(メキシコ)11戦11勝4KO
ヤディダ・トレホ(メキシコ)4戦3勝1敗
ケニア・エンリケス(メキシコ)3戦3勝2KO
カロル・マドリッド(メキシコ)3戦1勝2敗1KO
ブレンダ・フローレス(メキシコ)1戦1勝
パロマ・ロペス(メキシコ)2戦1敗1分
サンドラ・ロブレス(メキシコ)1戦1勝
キアロニ・バンダーリースト(アメリカ)1戦1敗
アンへリカ・ドミンゲス(メキシコ)2戦1勝1敗
アビゲイル・カスタネダ(アメリカ)6戦3勝1敗2分
ジョリーン・ブラックシェア(アメリカ)9戦6勝3敗3KO
リリー・バラハス(メキシコ)4戦3勝1敗3KO
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