Boxing
2012年12月21日(金) アルゼンチン ブエノスアイレス
55kg契約体重 10回戦
マルセラ・アクーニャ(アルゼンチン)銀のトランクス
VS
カロリーナ・ドゥエル(アルゼンチン)黒のスカート
元WBCスーパーバンタム級世界王者でアルゼンチンボクシング界のカリスマであるマルセラ・アクーニャ選手(アルゼンチン)がノンタイトル10回戦をおこないました。
アクーニャ選手はアルゼンチン女子選手の公式ライセンス第一号として知られるスーパースター。2010年に王座を返上し一時期は引退していましたが、2012年にカムバック、来年の1月には世界王座に返り咲く計画を明らかにしています。
そんな中で組まれたノンタイトル10回戦。調整試合と言うには相手がWBOスーパーフライ級王者のカロリーナ・ドゥエル選手という豪華過ぎるカード。
試合は10ラウンド終了のあと異様に発表に時間をかけての採点の結果、ユナニマスデシジョンでドゥエル選手の勝利となりました。しかし、これが96対96.5などという数字も出てくるいかにもあやしい判定内容。
動画を見る限りこの試合でアクーニャ選手の負けはないと思います。一時期の絶対的な強さは見せていないのは事実としても、ノンタイトルでそこまで相手を追い込む必要もありませんし、ドゥエル選手に実力でまさっていることは伝わるファイトと思いました。
今回の判定は、アルゼンチンのボクシング界がアクーニャ選手をしのぐスーパースターの誕生を願うあまりの焦りでしょうか?
これが日本ならメディアは「ドゥエル選手が勝った」「完勝だ」と勝者側視点、興行者側視点だけの報道が垂れ流されるのでしょうが、アルゼンチンでは「雌虎(アクーニャ)は負けていない」「ドゥエル側に引き分け以上のものは無い」と判定に異議を唱える記事がいくつも出ています。アルゼンチンのボクシングメディアは健全だなと思いました。
55kg契約体重 10回戦
×マルセラ・アクーニャ(アルゼンチン)
判定 0-3
○カロリーナ・ドゥエル(アルゼンチン)
カロリーナ・ドゥエル選手の判定勝利。
(93.5ー97.5、96ー96.5、94.5ー98)
この結果、両選手の戦績は以下のようになります。
マルセラ・エリアナ・アクーニャ(アルゼンチン) 43戦37勝6敗17KO
カロリーナ・ドゥエル(アルゼンチン) 17戦14勝3敗5KO
コメント
お早うございます 今月の注目タイトル戦 マルコス×アクーニャ ボクレコから消えましたね? 中止(延期)でしょうか? 個人的には調整試合で負けた選手が 時間をおかずに タイトル戦に挑むのはどうも・・・ね
選手層が薄いのはわかるんですが
アクーニャ選手陣営が試合から降りて、マルコス選手陣営は別の対戦相手をさがしているようです。
マルコス選手陣営が対カロリーナ・ドゥエル戦の黒星を理由にしてアクーニャ選手のファイトマネーを値切って来たのが原因とか。アクーニャ選手陣営はドゥエル戦を負けだとは思っていないので、そういうことを言われたならモメるでしょうね。
こういうのって、本当に値切りがあったのか誰かの勘違いなのか、実際のところは分らないと思いますが、モメてることは事実のようです。
今日わ 情報どうも有難うございます 普通に考察すれば調整戦に負けた時点でアウトでしょう笑 興行の事でもありアクーニャ側がどういった意図で こういうタイトな予定を組んだのかは?ですが アクーニャ陣営の判断は正解だと思います
ツナミ×ファナレスなんかは噂になりはじめたのは半月前 実現できるかどうか半信半疑でしたよ笑
人気があがって選手層が厚くならない限り?タイトな時代はまだまだ続きそうですね・・