Shoot Boxing
2013年2月22日(金)東京 後楽園ホール
SHOOT BOXING 2013 act.1
エキスパートクラス特別ルール 48kg契約3分3R無制限延長R
MIO みお(JKS48初代王者/及川道場)
VS
紅絹 もみ(J-GIRLSミニフライ級王者/フォルティス渋谷)
J-GIRLSミニフライ級チャンピオン紅絹選手、青コーナーから登場。
他団体王者を迎え撃つのはシュートボクシング新世代の代表MIO選手。
第1ラウンド 相手がガンガン出てくる変則ファイターであることは充分承知のMIO選手はストッピングの前蹴りとミドルキックで距離を作ろうとします。
サウスポーの紅絹選手は飛び込みながらジャブ、またはローキックでMIO選手を崩そうという序盤。
距離が詰まるとどちらともなく組み付きとなりますが、こう着状態となってレフリーブレイクの場面が続きます。
ラウンド後半は打ち合う場面が増えますが手数ではMIO選手。組みからのヒザ蹴りも狙うもののこれはジャストミートせず。
第2ラウンド 離れては前蹴りを多用し、組んでからは投げ又はヒザ蹴りの二択をかけるMIO選手。紅絹選手のディフェンスが固いためヒザ蹴りはボディではなくて大腿部狙いとなっています。
紅絹選手はローキックと得意のパンチを織りまぜながら進みますが…
ここで、紅絹選手は突然相手に声をかけて挑発し、打って来るところにカウンターを狙うお約束のトリックプレー、MIO選手はワンツーを大事にした基本通りのファイト、と対照的な両者の個性。
第3ラウンド 紅絹選手が左右のフックを強振しながら前進。組み合う両者ですが投げに移行することが出来ません。
おたがいに打ってはすぐに組み付く展開。MIO選手の投げのトライは不発。一方、紅絹選手もMIO選手の蹴りに阻まれていい距離をキープ出来ない状態。
2分過ぎからMIO選手が打撃モードに移行して打ち合いになりますが、ヒット数ほぼ同数で甲乙つきません。
MIO選手のヒザ蹴り、ストレート、紅絹選手のフックが飛び交う終盤。判定はMIO選手0、紅絹選手1で決着が付かず、延長戦に突入。
延長ラウンド 勝敗が決まるまで何回でも無制限にラウンドが繰り返されるルールながら、体力を考えると速攻で決めてしまいたいのが正直なところでしょう。両者とも最初からガンガン出て行きます。
組みからは投げを狙わないで相手を振り回すような動きのMIO選手。ポイントにはなりませんが、試合終盤にこれをやられると相手はキツいはずです。
突然、走り出して、相手の前を通り過ぎながらボディーに一撃を狙うという変則ファイト。
紅絹選手も最後まで手を出し続けます。 両者とも決定的な場面が無いまま延長終了。
エキスパートクラス特別ルール 48kg契約3分3R無制限延長R
×MIO みお(JKS48初代王者/及川道場)
延長判定
○紅絹 もみ(J-GIRLSミニフライ級王者/フォルティス渋谷)
紅絹選手の延長判定勝利。
(本戦28-30、29-29、29-29 延長10-10、9-10、9-10)
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コメント
貴重な画像のアップありがとうございます。
ここまで画像がたくさん載っているサイトは他にないので嬉しいです。
喜んでいただけて幸せです。写真と文章を紙芝居のようにつなげるのはけっこう大変なのでほかのサイトではあまりやってないのでしょう。リングサイドからの写真はプロのカメラマンさんと主催者さんのご協力で実現しています。