Muay Thai
シャンタル・ウーギ選手のタイでの毎日を描いたドキュメンタリー『Goodbye darling, I’m off to fight(さよならダーリン、わたしは戦いにいくわ)』が、カルフォルニアで開催のニューポートビーチフィルムフェスティバルで上映の予定です。http://www.newportbeachfilmfest.com/event/goodbye-darling-im-off-to-fight/
イタリアのムエタイファイター、シャンタル・ウーギ選手は、タイに来る前はニューヨークでモデル、インディー系映画の女優、ロックバンドのPVの製作、カメラマンなどのアート方面で活躍していた異色の経歴の持ち主。
「ニューヨークでの芸術の毎日はもういいかなって思って。もともとムエタイの練習はしていて、その時間だけがわたしを正気に戻してくれるものだったから、じゃあ、タイに行こうと思ったの。」というのが、これまで言われてきた彼女がアメリカを離れた理由でしたが・・・実は彼氏とのひどい破局がきっかけだったようです。
どうやら彼は暴力的なひとだったらしく、それに傷ついた彼女に、さらに子供の頃のつらい思い出がよみがえり、耐えられなくなった彼女はムエタイに救いを求めてタイに渡ったということです。そのタイでの最初の5年間を描くのがこの映画です。
わたしは暴力や虐待にくるしむすべての女性にこの映画を捧げたいです。
灰の中から立ち上がって生まれ変わり、自由になる方法があることをわたしは知っています。
それは長い旅になるかもしれません。
わたしの7年間は戦いと困難の驚くべき日々でした。
顔のキズは増えたけど、わたしはいまここにいます。
もしまた同じ状況に置かれることがあっても、わたしはやはり同じことをするでしょう。 シャンタル・ウーギ
今回の上映のあと、世界各地のフィルムフェスティバルをまわり、評判が良ければ一般の劇場で公開されたりDVDの発売という話にもなるかもしれませんが、どうなるかはいまのところは未定。
反響しだいでは日本での公開もあるかもしれませんので期待したいと思います。
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