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2016年4月23日(土)イギリス ロンドン
Blood & Glory Fight Night
K1ルール WKA48kg級世界王座決定戦 2分5R
スサンナ・サルミジャルヴィ(スウェーデン)青のトランクス
VS
ラクサナ・ビガム(イギリス)赤のトランクス
ロンドンで開かれた『ブラッド&グローリー・ファイト・ナイト』からWKAさんの世界タイトルマッチをご紹介しましょう。
WKAとは今の日本ではあまり聞かない名前ですが、かつては我が国でも非常に価値を認められていた団体で、創立40年の歴史があります。モーリス・スミス選手やロブ・カーマン選手といった有名ファイターが活躍し、女子ではあの熊谷直子選手がWKAムエタイフライ級世界王者でした。
WKAとは『ワールド・キックボクシング&カラテ・アソシエーション』の略で、もともとは空手を母体とし、そこにキックやムエタイなども吸収していった団体であるため、ルールも多様で、空手、キック、ムエタイなどのさまざまな部門があります。
今回のタイトルマッチはそのなかのK1ルールであり、しかも女子の48kg級という日本では選手層の厚い階級。どんな試合なのか気になりますね。
キックが大きなポイントになるムエタイとは違って、K1ルールではあらゆる打撃がポイントにつながるため、とにかくパンチでもキックでも手数の多い攻撃が判定上は有利。赤のビガム選手は多数の有効打による判定勝ちを狙って、最初から猛然とマシンガンパンチで襲いかかります。
序盤は圧倒的な手数で優勢に押しまくるビガム選手でしたが、中盤になるとサルミジャルヴィ選手がヒザ蹴りをメインに反撃開始。
終盤はサルミジャルヴィ選手の攻撃が効いてしまったビガム選手が体力を消耗し形勢逆転。ホームのビガム選手危うし、という状況でしたが、やっとのことで5ラウンドを逃げ切って判定勝利。なかなかスリリングな一戦でした。
K1ルール WKA48kg級世界王座決定戦 2分5R
×スサンナ・サルミジャルヴィ(スウェーデン)青のトランクス
VS
◯ラクサナ・ビガム(イギリス)赤のトランクス
ラクサナ・ビガム選手の判定勝利
April 23, 2016 London, UK
Blood & Glory Fight Night
-48kg WKA K1 world title
Ruqsana Begum(UK) VS Susanna Salmijarvi(Sweden)
Ruqsana Begum wins by decision
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