Boxing
2016年12月3日(土)メキシコ アカプルコ
スーパーフライ級 8回戦
ノエミ・”ノーノー”・ボスケス(アメリカ)赤コーナー
VS
ルルデス・”ペケーニャ・ルル”・フアレス(メキシコ)青コーナー
本日は、WBCバンタム級インターナショナル王者マリアナ・フアレス選手の約7歳年下の妹のルルデス・フアレス選手の試合をごらんください。
ルルデス選手のプロデビューは約3年前、そして12月19日生まれの彼女はこの試合の時は29でしたが、いまは30才になったところです。
3年間に20戦という速いペースで戦ってきた彼女ですが、まだタイトルマッチの経験はありません。4回戦、6回戦、8回戦とじっくり経験を積んで、確実にうえを狙っているところでしょう。
対するノエミ・ボスケス選手はWIBAの元インターナショナル王者の肩書きがあり、8回戦ファイターのルルデス選手にとっては力が試される相手。
試合は初回から両選手ともに手数が多く、スピーディーな好試合となります。しかし、早くも第2ラウンドにルルデス選手が右でダウンを奪って優位。
続く第3ラウンドは持ち直したボスケス選手ですが、第4ラウンド後半に左フックを浴びてまたもやダウン。レフリーはカウント8までとったところで試合をストップ。ルルデス・フアレス選手がTKOで勝利をつかみました。いい勝ち方しましたね。
ルルデス選手の愛称の “ペケーニャ・ルル” とは小さなルルという意味で、彼女の身長は156センチ。お姉さんのフアレス選手よりも10センチ以上低いですが、このスピードがあればいいところまで行けるかも知れません。
お姉さんがひとつ上のバンタム級にいったあとのスーパーフライ級はルルデス選手のものになるのでしょうか?とりあえず、お姉さんが持っていたインターナショナル王座を、次の試合ぐらいに狙うような気がします。
スーパーフライ級 8回戦
×ノエミ・”ノーノー”・ボスケス(アメリカ)赤コーナー
TKO 第4ラウンド レフリーストップ
○ルルデス・”ペケーニャ・ルル”・フアレス(メキシコ)青コーナー
ルルデス・フアレス選手のTKO勝利。
(ボスケス選手は第2及び第4ラウンドにそれぞれダウン1)
ノエミ・ボスケス(アメリカ)22戦11勝9敗2分2KO
ルルデス・フアレス(メキシコ)21戦18勝2敗3KO1無効試合
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