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2017年2月19日(日) 韓国 ソウル
MAX FC 07
MAX FCバンタム級暫定王座決定戦 2分5R
UNION朱里 ゆにおんあかり(グラップリングシュートボクサーズ/Iー1アジア51kg級およびIー1スーパーファイト54kg級王者)
VS
パク・ソンヒ (韓国)
韓国のMAX FC(マックス・ファイティング・チャンピオンシップ)第7回大会では女子バンタム級チャンピオンのキム・ヒョソン選手が同王座の防衛戦をおこなう予定でしたが、練習中にアキレス腱を断裂する重傷を負って入院治療処置となってしまいました。
そのため同王座には暫定チャンピオンが必要となり、その決定戦にUNION朱里選手が急遽招聘(しょうへい)され、韓国のパク・ソンヒ選手と対戦。パク・ソンヒ選手は「ベルトを持っている強い選手と戦えるのならうれしい」と語っていましたが・・・。
試合はご覧のように第1ラウンドからUNION朱里選手が絶好調。文句なしの判定勝利で、彼女にとっての三つ目のタイトルを獲得しました。
昨年、香港のタイトルマッチで名を上げて以来、ぞくぞく海外オファーが来るようになり、それに勝利してチャンピオンベルトコレクターへの道を歩み始めた朱里選手。試合内容も以前に比べて格段に緻密でスキの無いものに進化し、実力が開花しているようです。
今回のベルトは暫定王座ということで、キム・ヒョソン選手が完治して復帰後にUNION朱里選手と正規/暫定王座統一戦をすることになると思いますが、その試合も非常に楽しみですね。
朱里選手は正規王者キム・ヒョソン選手の試合を「興味が無いから見ていない」ようですので(笑)、かわりにチェックしてみたところ、ヒザ蹴りの多用が特徴的な選手でした。
MAX FCでは組んでからのヒザ蹴りが連続2回までが認められているルールのため、キム・ヒョソン選手は組んだら確実に2回ずつヒザを入れてくるんですね。
王座統一戦の時は、それをよく頭に入れて十分に対処して欲しいと思います。
UNION朱里選手、素晴らしい戴冠劇でした。おめでとう!
MAX FCバンタム級暫定王座決定戦 2分5R
○UNION朱里 ゆにおんあかり(グラップリングシュートボクサーズ/Iー1アジア51kg級およびIー1スーパーファイト54kg級王者)
判定 5-0
×パク・ソンヒ (韓国)
UNION朱里選手の判定勝利。
(パク・ソンヒ選手は第1ラウンドにダウン2)
19th February 2017 Seoul, Korea
MAX FC Bantamweight Interim Title 5x2m
Akari Nakamura(Japan) vs Seong-Hee Park(Korea)
Winner Akari Nakamura by UD
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