観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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再三の頭突きでドクターチェック アトム級6回戦 下岡由美子 VS 石川海 結果 DANGAN203 ボクシング女子

 Boxing

2032017年12月11日(月)東京 後楽園ホール
DANGAN 203

アトム級 6回戦
下岡由美子 しもおかゆみこ(厚木ワタナベ)
判定 3-0
×石川海 いしかわうみ(UNITED)
下岡由美子選手の判定勝利
(58-55、59-54、59-54)

 BOXING RAISEさんの動画配信で観戦。いやー、現地に行かなくて良かったです。目の前で見てたら回復できないくらいイヤな気持ちになったと思います。

 「いまだ無敗のぉOPBFアトム級2位ぃー!」というリングアナ氏の煽りコールでデビュー以来初の日本人選手相手の試合にのぞんだタイ人ハンターの石川海選手は、第1ラウンドこそなんとかボクシング風の動きは見せていたものの、まもなくそれも崩壊、3ラウンド以降はとてもボクシングとは言えない何かに変わっていきます。

 石川選手は、左はただ相手の顔に押し付けて伸ばしたまま、あるいは相手の首に巻きつけて右手で殴る、両腕でしがみついてホールディング、相手の胸、顎のあたりを目がけて頭を突き出す、というひどい動きを繰り返します。

 レフリーは再三注意を与えますが、石川選手の動きは変わりません。第4ラウンドには頭突きのあとにレフリーが試合を止めて石川選手をリング中央に呼び、当然減点かと思われましたが減点コール無し。警告だけなのでしょうか(動画はこの時のレフリーの動きをちゃんと写しておらず、冨樫光明リングアナもなにも言わないので状況がさっぱりわかりません)。

 第5ラウンド、石川選手はまたもや頭から下岡選手の鼻か口のあたりに突っ込んでレフリーが試合を停止しドクターを呼びます。頭突きでドクターチェックが入る女子ボクシングなんて最近は見た記憶がありません。試合は1分以上中断したあと再開されますが、なんと、またもや減点無し。飯田徹也レフリーは何のためにいるんですかね?

 というわけで、とても6回戦とは思えない低レベルかつ悪質な石川選手のボクシングに耐えに耐えた下岡選手が判定勝利。

 しかし、石川選手のようなヒドイ選手が生まれたのは彼女本人だけのせいではないのです。今までなんども書いているように、どう見たって八百長のゴミみたいなカードでも勝ちは勝ちとして称え、どんどんランクが上がっていく日本のプロボクシングの体制全部が悪いのです。

 八百長カードをブッキングする人間、それを公式戦として認定するコミッション、ゴミ試合なのにヨイショ記事書くライター、力んでコールするアナウンサー、反則なのに減点しないレフリー・・・。よくこれだけ集まったもんですね。プライドの無い人たちが。

 まあ、ボクシングの現場にいても、ボクシングを好きなわけではないですからね。

下岡由美子 しもおかゆみこ(厚木ワタナベ)8戦4勝(うちタイ人0)4敗1KO(うちタイ人0)
石川海 いしかわうみ(UNITED)6戦5勝(うちタイ人4)1敗3KO(うちタイ人2)

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