観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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藤原茜 VS 田中智沙、堀口咲喜 VS 縞馬菜摘、髙橋怜奈 VS 細田めぐみ、青木沙耶香 VS 髙橋菜々 結果 DANGAN202 ボクシング女子

 Boxing

2022017年12月4日(月)後楽園ホール
DANGAN202

 12月4日のDANGAN202では女子4試合がありました。掲載が大変遅れまして申し訳ありません。以下、試合結果とネット観戦の感想です。boxingraise.comさんではこの大会をはじめたくさんの試合が見られますので、有料(月額980円)ではありますが加入することをお勧めします。

第4試合 56.5kg契約ウェイト 4回戦
×藤原茜 ふじわらあかね(ワタナベ)
判定 1-2
田中智沙 たなかちさ(勝又)
田中智沙選手の判定勝利
(37-39、40-37、38-39)
 藤原選手は打ち抜く系のパンチを放つ豪快なボクシング。この階級が手薄な日本女子ボクシング界としては貴重な新戦力です。しかし、全部のパンチが顔面狙いという、日本の新人にありがちなパターン。田中選手はひとつひとつを破綻なく打ち、一見地味ですが、きちんとボディー打ちを忘れません。第2ラウンドになると最初から藤原選手のボクシングが崩壊。ガードが下がり、クリンチが目立ち、第3ラウンドに持ち直しますが、全体的な流れは最初から最後まで基本に忠実に戦った田中選手です。判定は2-1のスプリットでしたが、藤原選手にフルマークの40をつけたジャッジはおかしいでしょう。

第3試合 バンタム級 4回戦
×堀口咲喜 ほりぐちさき(角海老宝石)
TKO 第4ラウンド1分53秒
縞馬菜摘 しまうまなつみ(輪島功一スポーツ)
縞馬菜摘選手のTKO勝利
(堀口咲喜選手は第1ラウンドにダウン1)
 両者デビュー戦。しかも待望のバンタム級です。結論を先に言えば、二人ともいい選手です。縞馬選手はその名のとおりのゼブラ柄のトランクスでつかみはオッケー。デビュー戦と思えないリラックスした動き。堀口選手はこの日の女子唯一のサウスポーで、こちらもいい動き。縞馬選手がよく手を出し、堀口選手が見ている感じでしたが、第1ラウンド後半から堀口選手が打ち始め、一瞬ガードが下がったところに縞馬選手のストレートが命中。弾かれたようにダウンする堀口選手。8カウントで試合再開。しかし、この時?に堀口選手は足を痛めてしまい、2、3、4ラウンドはまともに戦えません。鼻血に染まりながら戦う堀口選手にレフリーがストップをかけたのは試合終了7秒前・・。あと7秒やらせるか、もっと早く止めるべきでしょう。判断悪いです。

第2試合 48.5kg契約 4回戦
×髙橋怜奈 たかはしれな(ワタナベ)
判定 0-3
細田めぐみ ほそだめぐみ(SRS)
細田めぐみ選手の判定勝利
(38-39、37-39、37-40)
 こちらも新人どうしの戦い。手数は髙橋怜奈選手の方が多いですが、デビュー戦の選手によくあるとおりちょと間合いがつかめていないようです。まだ10センチ遠い感じ。慣れるまでは実際よりも相手が近く見えて、こうなってしまうようです。2戦目の細田選手は落ち着いて強いパンチを打ちますが、髙橋選手も負けずと打ち返して気の強いところを見せます。髙橋選手が手打ちっぽく見えますが、これは改善されるでしょう。

第1試合 アトム級 4回戦
青木紗耶香 あおきさやか(EBISU K’s BOX)7戦3勝(うちタイ人0)3敗1分2KO(うちタイ人0)
判定 1ー0 ドロー
髙橋菜々 たかはしなな(MTボクシング)2戦1勝(うちタイ人0)1分
ドロー
(39-38、338-38、38-38)
 第1試合は一番しっかりしたボクシング。両選手とも基本に忠実な破綻のない戦いで決着つかずにドロー。今年2月以来の再戦ですが、2回連続のドローとなりました。髙橋菜々選手のアッパー連打はいい攻撃だと思いました。

藤原茜 ふじわらあかね(ワタナベ)1戦1敗
田中智沙 たなかちさ(勝又)8戦2勝(うちタイ人0)6敗1KO(うちタイ人0)
堀口咲喜 ほりぐちさき (角海老宝石)1戦1敗
縞馬菜摘 しまうまなつみ (輪島功一スポーツ)1戦1勝(うちタイ人0)1KO(うちタイ人0)
髙橋怜奈 (ワタナベ)1戦1敗
細田めぐみ ほそだめぐみ(SRS)2戦2勝(うちタイ人0)
青木紗耶香 あおきさやか(EBISU K’s BOX)8戦3勝(うちタイ人0)3敗2分2KO(うちタイ人0)
髙橋菜々 たかはしなな(MTボクシング)3戦1勝(うちタイ人0)2分

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