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レフリー、ジャッジ全員アルゼンチン アウェイ選手の運命は? ブレンダ・カラバハル VS ホーザ・ボランチ WBO女子ライト級王座決定戦 ノーカット動画 ボクシング女子

 Boxing

2017年12月22日(金)アルゼンチン サンサルバドルデフフイ

WBO女子ライト級王座決定戦 10回戦
ブレンダ・カラバハル(IBFラテン女子スーパーフェザー級王者/アルゼンチン)銀のウェストライン
VS
ホーザ・ボランチ (WBCラテン女子ライト級王者/ブラジル)青のウェストライン

 アルゼンチンの人気ボクサドーラ(女子ボクサー)ブレンダ・カラバハル選手が昨年12月にWBO女子ライト級王座決定戦に挑んだ時の動画です。

 会場は彼女のホームのアルゼンチン、リングサイドにはスーパースターのマルセラ・アクーニャ選手(赤いドレスの女性)が応援に駆けつけるなか、カラバハル選手の絶対に負けられない戦いが始まります。


 IBFラテン王者のカラバハル選手が今回戦う相手は、WBCラテン王者のホーザ・ボランチ選手(ブラジル)。ボランチ選手はプロ11戦全勝という戦績を誇りますが・・、しかし、年齢的にはカラバハル選手26才、ボランチ選手35才でカラバハル選手が有利。

 さらに、なんと、今回のレフリーとジャッジ全員がアルゼンチンの人。こんな不公平な条件でアウェイのブラジル選手は勝てるのでしょうか?

carabajal-volanteポスター写真は自国選手。ブラジル選手は名前だけ。

 試合開始直後、すぐにわかるのはボランチ選手がかなりの豪腕パンチャーだということ。そして、第1ラウンド終了間際、早くもカラバハル選手が最初のダウン。

 第2ラウンドが始まっても、まだダメージが残るカラバハル選手は、強烈な右を浴びて2度目のダウン。もうダメかと思われましたが、・・・ここから驚異的に粘るカラバハル選手。

 スピードに乗った連打と正確なカウンターでボランチ選手を押し返す場面もあり、試合は一進一退の白熱戦。

 しかし、序盤の2ダウンで少なくても4ポイントの劣勢は確実。逆転のダウンでもない限り勝利は不可能に近いのですが、ボランチ選手からダウンを奪うことはできずにカラバハル選手の負けられない戦いは終了。

 放送席の採点は6ポイント差でボランチ選手の勝利。これは、妥当な見方でしょう。文句なくボランチ選手の勝利のはず。

 しかし、読み上げられたポイントは2点差、1点差、同点で、ボランチ選手がギリギリの勝利。2回もダウンを奪ってこの点数はないでしょう。

 1点差だったジャッジが同点にしていたら、1-0でドローになるところでした・・・。

 アマボクシングではヒドイ採点が多いからボクシングをオリンピック競技から外そうという動きがあるようですが、プロもコレですから・・・。

 ボクシングは格闘技の中では歴史のある競技ですが、古くなって腐ってる部分もあるみたいです。

 とりあえず、ボランチ選手が勝って良かった。

 カラバハル選手本人には全然罪はないし、素質のあるひとなのでまた頑張ってほしいですね。

WBO女子ライト級王座決定戦 10回戦
×ブレンダ・カラバハル(IBFラテン女子スーパーフェザー級王者/アルゼンチン)
0-2
○ホーザ・ボランチ (WBCラテン女子ライト級王者/ブラジル)
ホーザ・ボランチ選手の判定勝利
(93-95、93-94、94-94)
(ブレンダ・カラバハル選手は第1ラウンドと第2ラウンドにそれぞれダウン1)

ブレンダ・カラバハル(アルゼンチン)18戦13勝4敗1分9KO
ホーザ・ボランチ (ブラジル)12戦12勝6KO

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