Boxing
IBF女子フェザー級インターコンチネンタル王座決定戦
オリビア・ゲルーラ(元WBC女子スーパーフェザー級王者/カナダ)青コーナー
VS
エレナ・グラディーナ(ロシア)赤コーナー
デビュー以来8戦8勝のエレナ・グラディーナ選手が空位のIBF女子フェザー級インターコンチネンタル王座決定戦に登場しました。対戦者は元WBC世界王者のオリビア・ゲルーラ選手。無敗の新人と元世界王者ですから、王座決定戦にふさわしいカードと言えますね。
しかし、試合が始まってすぐ、ゲルーラ選手のボクシングがあんまりよろしくない感じでガッカリ。ゲルーラ選手はもともと試合の出来不出来の波が激しいひとなんですが、今回は残念ながらダメパターンの日のようです。
調子のいい時はフットワークを生かしたり、アッパーをきれいに当てたり、見ていて面白いボクシングをするのですが、この日は左ジャブを省略して右だけを振り回すあまりにも単純な前進ファイト。しかも、第1ラウンドからバッティングでゲルーラ選手の右目上が切れてかなりの流血。
血に染まったゲルーラ選手はその後もなんの工夫もない突撃ボクシングを続け、相手のグラディーナ選手はそこを狙い打てばポイントが取れる、というイージーな試合となってしまいました。
10年ぐらい前のゲルーラ選手を知っているファンには、さびしい試合でした。
IBF女子フェザー級インターコンチネンタル王座決定戦
×オリビア・ゲルーラ(元WBC女子スーパーフェザー級王者/カナダ)青コーナー
0-3
○エレナ・グラディーナ(ロシア)赤コーナー
エレナ・グラディーナ選手の判定勝利
(91-99、92-98、91-99)
オリビア・ゲルーラ(元WBC女子スーパーフェザー級王者/カナダ)38戦18勝18敗2分3KO
エレナ・グラディーナ(ロシア)9戦9勝2KO
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