観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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両者デビュー戦 キム・ハクス VS シン・ダソム フェザー級 4回戦 ノーカット動画 ボクシング女子

 Boxing

2018年5月27日(日)韓国 ソウルグランドヒルトンホテル

フェザー級 4回戦
キム・ハクス (韓国)青
VS
シン・ダソム (韓国)赤


 アジアでは手薄なフェザー級女子戦線にデビューしたふたりの韓国選手の対戦です。


 初回を見るとキム・ハクス選手はしっかりジャブを打っているのに対して、シン・ダソム選手は全然ジャブらしいものがありません。

 外国の試合だからハッキリ言いますが(笑)、ボクシングでジャブ打たない選手はボクシングをやる意味無いと思います。

 ジャブの説明として「距離を測って、リズムを作る」というのがありますが、それは間違い。ジャブの効用はいくつもありますが、その主目的は利き腕のパワーパンチを通す穴をあける武器。大事な武器なんです。

 「ジャブでは倒れないよ」なんて言うひとはボクシング見ないほうがいいでしょう。倒すパンチを当てるのにはどうすればいいのか、から始まるのがボクシングで、そこが見どころなんですから。

 2連ジャブからの右ストレートを受けてシン・ダソム選手は初回にダウン。典型的なジャブの効果ですね。

 後半にはジャブを省略したいきなりの右を何回か見せるキム・ハクス選手。これがきれいに当たります。ジャブの省略が効果があるのは前半にさんざんジャブを打ったそのあとの意外性があるからこそ。ジャブを打ってなかったらこうまでうまくは当たりません。

 ジャブらしいジャブを打てなかったシン・ダソム選手は最後までいいところがなく判定負け。同じパンチ力があって、経験も同じだとしても、ジャブが無いと負けるのがボクシングだと思います。片腕で戦ったら戦力は半分以下ですから。

 キム・ハクス選手はなかなかいい選手なので、早いうちに日本人選手と戦ってほしいですね。せっかく韓国に選手がいるんですから、タイのアルバイトさんを呼んじゃダメですよ。

フェザー級 4回戦
○キム・ハクス (韓国)青
判定 3-0
×シン・ダソム (韓国)赤
キム・ハクス選手の判定勝利
(シン・ダソム選手は第1ラウンドにダウン1)
(40-35、40-35、40-36)

キム・ハクス (韓国)1戦1勝
シン・ダソム (韓国)1戦1敗

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