Muay Thai
2018年5月19日(土)メキシコ カンクン
World Muaythai Championship 2018
ムエタイ 51kg級 決勝 3分3R ヒジ、ヒザ、首相撲あり
ヨセフィン・クヌッソン〔ノットソン〕(スウェーデン)青
VS
ブイ・イェン・リ(ベトナム)赤
5月のIFMA世界大会関係の動画はユミコ・カワノ選手関連、ローマ・ルックブンミー選手関連、チョンマニー・ソー・テヒラン選手関連をご紹介してとりあえず終了のつもりだったのですが、51kg級優勝のヨセフィン・クヌッソン〔英語読みでノットソン〕選手が11月3日のK1のワンマッチでKANA選手(シルバーウルフ)と対戦することが発表されたので、彼女の決勝戦の動画をご紹介します。
ヨセフィン・クヌッソン選手は当ブログではイギリスの強豪エイミー・ペアニー選手と互角に戦った動画でみなさん御記憶かと思いますが、ものすごく強いです(ペアニー選手が負けていたという声も多いです)。
その話の前に・・、KANA選手の試合の時に毎回のように書くのですが、今回も書きます。本当はムエタイの選手はもう呼ばないでほしいです。ムエタイとK1ではルールが違いすぎるので、ムエタイの選手に勝って「K1で世界1」と言われたって説得力ありませんから。メロニー・へウへス選手以外はほとんどムエタイ系の選手ばかり呼んでいるのはフェアじゃないですよ(K1系の女子選手が減って探すのが大変なのは分かりますけど、それでも純ムエタイのような人ばかりなのはダメでしょう)。
その意味で今回もまたムエタイの選手を呼んだのはガッカリですが、でも、いままでにKANA選手が戦ったムエタイ系選手よりも確実に強い選手なので、それは評価します。なんたって地域王者でも、ジュニア王者でもなく、本物の世界王者です。
まあ、クヌッソン選手の得意技であるヒジ打ちと首相撲が使えないので彼女にとっては武器が半分になるわけですが、以前はヒジなし、掴み禁止の極真空手の選手だったので、クヌッソン選手ならK1にも対応できると思います。パンチとキックも強力ですしね。過去の彼女の試合はほとんどがムエタイですが、去年はK1ルール系の試合でTKOで勝っているようですので期待できます(それでも彼女の本職はムエタイであることを割り引いて考えるべき)。
さて、今回貼った動画ですが、ハッキリ言ってあまりヨセフィン・クヌッソン選手の強さが伝わらないかもしれません。1ポイント差のギリ勝ちですからね。でも、これは相手のベトナム選手がすごい強いからなんです。ベトナムのムエタイ選手は強いですよ。
ムエタイ 51kg級 決勝 3分3R ヒジ、ヒザ、首相撲あり
○ヨセフィン・クヌッソン〔ノットソン〕(スウェーデン)青
判定 29-28
×ブイ・イェン・リ(ベトナム)赤
ヨセフィン・クヌッソン選手の判定勝利
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