Boxing
2018年8月10日(金)ニュージーランド オークランド
Industry Rumble V
ライト級? 2分3回戦
ヴァリティ・グラウ(ニュージーランド)赤コーナー
VS
コリー・トピア(ニュージーランド)青コーナー
この『インダストリー・ランブル』という大会はニュージーランドで3ヶ月に一度ぐらいの周期で開かれているセミプロボクシングのイベントです。
一見して「え?」と思うのは赤のサウスポーのグラウ選手がヘッドギア無し、青のトピア選手がヘッドギア着用ということですね。
セミプロボクシングには団体によって、あるいは選手のレベルによって、ヘッドギアの有無には以下の4種類の差異があるようです。
A 両選手ともヘッドギア着用
B 両選手ともヘッドギア無し
C ヘッドギアの着用は任意。ただし一方の選手が着用を選択した場合、もう一方の選手もヘッドギアを着用。
D ヘッドギアの着用は任意。一方の選手だけの着用も可。
というわけで、この試合はDのケースのようですね。ヘッドギアは選手によって好き嫌いが分かれるので、選択の自由があってもいいのかもしれません。
ヘッドギアは一般に思われているほど「ダメージの軽減」はしてくれなくて、打たれれば痛いし、いいパンチをもらえば効いてしまいます。
しかし、カットの防止には有効で、偶然頭がぶつかったの時の流血なども防いでくれます。
ヘッドギアを着用するときのデメリットは、まず視界が狭くなること。
また、ギリで避けたと思った相手のパンチがヘッドギアのフチのほうに引っかかった場合、頭が急に回転する衝撃が発生していいパンチをもらった時と同じように効いてしまうこと。
そういうことを嫌ってヘッドギアをしない選手も多いようです。
ライト級? 2分3回戦
○ヴァリティ・グラウ(ニュージーランド)赤コーナー
判定
×コリー・トピア(ニュージーランド)青コーナー
ヴァリティ・グラウ選手の判定勝利
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