観客席視点からの立ち技系女子格闘技
スポンサーリンク
スポンサーリンク

ブランドン・リーの死の真相 「撮影中に実弾で撃たれた」は陰謀なのか

クロウ 先日、映画『クロウ/飛翔伝説』の主演で知られる俳優のブランドン・リーさんのことを検索していたら、ヒットした記事のほとんどが間違っていて愕然としました。その間違いとは彼の死が「謎」とされていることです。

 ブランドン・リーさんは、あのブルース・リーさんの実の息子であり、ブルース・リーさんが32才で亡くなり、ブランドン・リーさんも28才の若さで亡くなっていることから、何かしら因縁めいたものを感じる人は多いと思います。

 しかし、ブルース・リーさんの死も、ブランドン・リーさんの死も、どちらも単なる事故であり、特にブランドン・リーさんの事故は事実関係が全部明らかになっていて謎はありません。

 ブルース・リーさんの死は、頭痛におそわれた彼が服用した鎮痛剤(共演の女優さん用に処方されたもので、ブルース・リーさん用ではなかった)が体質に合わなかったということでほぼ間違いないと言われています。

 そして、ブランドン・リーさんの死は、撮影用の拳銃が、空砲で撃たれるはずが、スタッフのミスにより弾丸が発射されてしまったことによる事故死。暗殺とか謎の死ではありません

リボルバー 映画『クロー/飛翔伝説』にはブランドン・リーさんが拳銃(Revolver)で撃たれるシーンがありました。

 スタジオでは本物のRevolverの銃に撮影用の弾を入れてシーンが撮られましたが、その部分で不幸な事故が発生しました。間違って実弾が使用されたのではなく、あくまでも撮影用の弾丸でしたが、結果的に実弾のように発射されてしまいました。

 実弾で、飛んでいくのは弾頭と呼ばれる前の部分。後ろの部分は薬莢と呼ばれます。薬莢は火薬が入っているケースです。

 弾頭を薬莢と分解すると中からザラザラした火薬が出てきます。

この火薬を抜いて弾頭をもとに戻し、見た目だけ本物の弾丸にしたものをダミーと呼びます。

 リボルバー・タイプの場合、弾丸が入っているかどうかは写真のように前から見えてしまうので、カメラの前ではこの火薬抜きのダミーを入れておく必要があるのです。

 撃つシーンを撮るときにはこのダミーを取り除いて、撮影用の薬莢を込めます。

 この薬莢には弾頭がなく、中の火薬がこぼれないように先端をロウなどの溶けやすい素材でフタをしています。 空包と呼ばれるのがこれです。火、音、煙が出るだけの模擬弾です。

 撮影では、火薬だけの空砲で撃ったつもりでした。出るのは煙と火花だけのはずでした。
しかし、別の場面を撮った時に使った見せかけの弾丸が、前半分だけ、誰にも知られず銃の中に残っていたようです。なにかのはずみで、ダミーの弾頭がはずれたのでしょう。

 そこにうしろから空砲を込めたものだから、結果的には銃の中でひと組の弾丸が完成してしまい、火薬の圧力で実弾のように発射されてしまいました。

 これがブランドン・リーさんの不幸な死の真相です。

 この事故以降、ハリウッドでは撃たれる側の役者さんが、直前に銃の中を見て安全な銃かどうかを確認するようになっているとのこと。

 ネットの記事ではリーさん親子の死は「謎」だの「陰謀」だのと絡めて書かれることが非常に多いですが、それはウソだと知りつつ閲覧数を稼ぐために書く場合と、関心が無いことを適当に引用で書くのがほとんどなのでしょう。

 政治、経済、軍事などの方面での事故、事件は、すべて陰謀を疑うのが大前提。でも、それ以外のことにまで陰謀という言葉を持ち出すのは正常ではありません。

 もう解明されていることを謎扱いしてひとを騙すのは犯罪だと思いますよ。

未分類
いいねと思ったらシェアおねがいします
QRをフォロー
スポンサーリンク
スポンサーリンク
QR クイーンズ・オブ・ザ・リング

コメント

  1. queensofthering1 より:

    アクセスの多い過去記事を動画にして再アップしました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク