観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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スージー・ケンティキアン 防衛戦のゴングはもうすぐ

 Boxing

スージー

8月29日 ドイツ・デュッセルドルフ
WBAおよびWIBF世界フライ級タイトルマッチ

王者スージー・ケンティキアン(ドイツ)
 vs. 
挑戦者ハガ・シュムレフェルドゥ・ファイネル(イスラエル)

スージー・ケンティキアン(ドイツ)
WBA・WIBFフライ級王者
21戦21勝(16KO) 20才

ハガ・シュムレフェルドゥ・ファイネル(イスラエル)
WIBFインターコンチネンタル スーパーフライ級王者
27戦17勝6敗3分(4KO) 23才

 ボクシング軽量級のトップスター、スージー・ケンティキアン選手が今月29日、自身のWBAおよびWIBFのタイトルを賭けて、イスラエルの実力派ハガ・ファイネル選手と戦います。

ハガ

 ハガ選手は過去にドイツの世界チャンピオン3人と拳を交えています。まず、2006年にユリア・サーヒン選手と戦い0-2の判定負け、次に、昨年、女王レギーナ・ハルミッヒ選手の引退試合の相手を引き受け0-3の判定負け、ことしの春にはアリシア・グラフ選手と戦い0-3の判定負けです。

 結果的にはすべて黒星ですが、試合内容の評価は高く、特に、レギーナ・ハルミッヒ戦は非常に接戦で、人によってはハガ選手の勝ち試合だったと言う人もいます。

 ファイネル選手は3月のアリシア・グラフ戦のあとに「アリシア選手は強かったわ。レギーナよりもずっと強かった。」と発言していますが、これは女王レギーナ・ハルミッヒを姉のように慕うスージー・ケンティキアン選手にとっては許しがたい言葉かもしれません。激しい試合になりそうです。

WBA王者 スージー・ケンティキアン

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