Boxing
2009年4月13日(月)東京 後楽園ホール
ダイヤモンドグローブ
第4試合 フライ級 6回戦
○四ヶ所麻美(フラッシュ赤羽)
判定3-0
×オ・スヒョン(韓国)
四ヶ所麻美選手判定勝利
59-55、58-55、60-55
赤コーナーは、アマチュアボクシングで実積のある四ヶ所麻美選手。対する青コーナーのオ・スヒョン選手は韓国選手ながら「前進あるのみ」のいわゆるコリアンファイターではなく、きれいなフォームから確実なパンチを出すボクサー型の選手。
初回はお互いの実力をうかがう静かなラウンドでしたが、2回に入るとオ・スヒョン選手の鋭いパンチが四ヶ所選手を襲います。四ヶ所選手も反撃してヒット数ではやや多め。しかし、きっちりとナックルが当っている有効打はオ・スヒョン選手。
3回、お互いが相手のパンチに慣れたのかクリーンヒットはほとんどありません。オ・スヒョン選手が前に出ると、接近戦を嫌う四ヶ所選手はクリンチが多くなります
4回、開始十秒ぐらいに、オ・スヒョン選手が接近してボディを打ち始めると、レフリーが割って入って、オ・スヒョン選手に頭部接触の減点を宣言。バッティングと言えるような場面も無く、イキナリの減点でした。まったく不可解。
5回、四ヶ所選手が左アッパーから右ストレートをジャストミート。これはいい攻撃。
実際は、せいぜいドロー程度の内容。クリンチオンリーになるしょっぱい接近戦はなんともいただけません。判定を聞く四ヶ所選手に笑顔はありませんでした。
本日の結果により、両者の戦績は以下のようになります。
OPBFフライ級2位
四ヶ所麻美 しかしょあさみ(フラッシュ赤羽) 3戦2勝1敗1KO
WBCスーパーフライ級10位、OPBFスーパーフライ級7位
オ・スヒョン(韓国) 10戦3勝6敗1分1KO
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