観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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ボクシング ニックネームのいろいろ

 Boxing

 本日のお題は、ボクサーのキャッチコピー。有名なところでは、マイク・タイソン選手なら「アイアン」とか、ナジーム・ハメド選手なら「ザ・プリンス」とか、素晴らしいのがついてますよね。これを入場コールの時にちゃんとリングネームとセットで読み上げてくれるのが、なんとも言えないカッコ良さです。「ナジ~ム、ザ・プリンス~、ハメド~!!」ってね。

 女子で一番最初に人気者になったクリスティ・マーチン選手の愛称は「コールマイナーズ・ドーター(炭坑夫の娘)」でした。日本語にするとピンと来ませんけど、アメリカではこれが受けたのです。もしかして”炭坑夫”から”ショベル・フック”が連想されたのかな?

ラモーナ・キューネVSロリ・ムニョス 今アメリカで一番人気のチャンピオン、ホリー・ホルム選手のデビュー直後のニックネームは「プリーチャーズ・ドーター(伝道師の娘)」というおとなしいものでしたが、しばらくすると、なんと、「ホッティー(イカしたねえちゃん)」に大胆に変身。もう一人のホリー、ホリー・ダナウェイ選手はニックネームも似ていて「ホット・スタッフ(イイおんな)」。エレナ・リード選手は「ベビードール」。こういう甘ったるい系はアメリカに多いですね。

 ドイツ三人娘のスージー・ケンティキアン選手は、ちょっと怖い系で「キラー・クイーン(殺しの女王)」であります。イナ・メンツァー選手は…特にニックネームはありません(さっきWOWOW見てたら、フェリックス・シュトルムVS佐藤幸治のリングサイド席にいましたね。アップで写ってました)。アリシア・グラフ選手は「ザ・ティグレス(雌のトラ)」。

 アルゼンチンのマルセラ・アクーニャ選手の「ラ・ティグレッサ」も同じく雌のトラ、怖いオンナと言う意味です。アクーニャねえさんの場合、会場がティグレッサ・コールの大合唱に包まれるくらい愛されているニックネームですね。ラモーナ・キューネ選手は「ワイルド・ドラゴン」、オリビア・ゲルーラ選手は「ザ・プレデター」、シャロン・アニオス選手は「ザ・ワイルド・シング」と勇ましいです。

 アルゼンチンのジェシカ・ボップ選手が「ザ・ゴールデン・ガール」、フランチェスカ・アルカンター選手が「ザ・チョーズン・ワン(選ばれし者)」、ロリ・ムニョス選手が「シュガー(華麗なる者)」と、かっこいい系。ベリンダ・ララクエンテ選手はご自慢の肌の色を意識して「ブラウン・シュガー」と来ました。

 日本にはシュガーみゆき選手がいましたね。シュガーみゆきさんの場合はニックネームというよりは、リングネームでしたけど。シュガー・レイ・レナード選手が大好きだったんですね。

 日本の選手は残念ながらあまりニックネームを使わないようです。リングネームも本名そのままだったり。あ、そうだ、ツナミ選手というのは素晴らしいリングネームです。山木会長が世界の人にわかるようにと英語にもなっている日本語から付けたそうですけど。それから、真道ゴー選手、いいリングネームですね。なんだかわからないけど勢いがあって好き。

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