観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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女子ボクシング WBCライト級王者アン・マリー・サクラートがWBAライト級王者レイラ・マッカーターに挑戦状

 Boxing

 WBCライト級王者アン・マリー・サクラート選手(アメリカ)が、WBCのベルトの返上を覚悟で、WBA同級王者レイラ・マッカーター選手(アメリカ)に対戦を呼びかけました。

 サクラート選手はマッカーター選手に「ライカ選手に勝ったというだけでなく、通算50戦という偉業に対してお祝いを言いたい。ボクシング選手としてだけでなく戦士として尊敬するあなたと是非戦いたい(アメリカのボクサーは戦士warriorという単語を最高の褒め言葉として使います)。9月のラスベガスの大会の対戦者が決まってないなら、わたしが立候補する。」と明言。

 しかし、マッカーター選手は3分制のWBAが一番のお気に入りで、2分制のWBCにはまったく関心が無い人なので、WBC王者のサクラート選手との対戦は考えたことが無いと思います。

 そこで、サクラート選手は「WBCは3分12ラウンドを許さないから、マッカーター選手とラスベガスで戦えば、わたしはWBCのベルトを返上しなければなりません。でも、わたしの腰にあるのは単なるベルトじゃなくて王者の印なのです。WBA王者と戦うことはWBCを返上しても価値のあること。」とWBCをあきらめてまでWBAの挑戦者として試合にのぞむ構え。

 彼女は過去に3回WBCライト級王者に輝いていて、非常にこのベルトに誇りを持っているのですが、その彼女がここまで言うのは、ハンパじゃない覚悟のあらわれでしょう。

 さあ、この熱烈な挑戦状に、どう答えるでしょうか、マッカーター選手。

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