Boxing
スポーツの理解にはまずその種目を実際に目にすることが一番だと言われます。その次にいいのはテレビやビデオなどで見ることです。
日本ではやはり一番テレビ放送の多い野球にいい選手が多いですし、かつてはマイナーだったサッカーもJリーグ発足後は比較的簡単に海外のトップ選手を見られるようになったこともあり、それ以前と以降では段違いに選手の質が向上した効果がありました。
そういう意味で、ボクシングの試合もなるべく多くテレビで見れるといいのですが、現状ではそうではありませんので、ネットの動画がそれを肩代わりしてくれています。とくにここ数ヶ月は女子ボクシングの動画がかなりの勢いで充実してきて目が離せません。
2009年7月3日(金) ネバダ州ラスベガス サウスポイントホテル
WBA/GBUライト級タイトルマッチ 2分10回戦
王者 レイラ・マッカーター(アメリカ)
vs
挑戦者 風神ライカ(竹原&畑山)
昨年7月のビッグマッチWBA/GBUタイトル戦『レイラ・マッカーター vs 風神ライカ』の動画の発見報告をいただきましたのでご紹介します。
この試合はどうやら現地での話題作りに失敗したらしく、客入りが最悪だったということです。試合後のネットでの反響もさみしいもので、テレビ放送の情報をチェックしてもまったくヒットせず、QRはこの放送は中止になったものと思っていました。あきらめていた試合が見れて非常にうれしいです。
この試合に関して日本ではライカ選手が優勢だったのに負けにされたような報道になっています。『2回には右でダウンさせたが、スリップと判断された。』『畑山トレーナーも「ダウンも減点もとってくれない。米国も地に落ちた」と怒った』と書かれています。
実際に動画を見ると「真実がどうだったのか」が良く分かりますね。
ネットの動画は画質に限界があるため、実際に会場で見ることはもちろん、テレビで見ることに比べても情報量では劣りますが、それでも「あると無いとでは大違い」です。
2009年7月3日(金) ネバダ州ラスベガス サウスポイントホテル
WBA/GBUライト級タイトルマッチ 2分10回戦
○王者 レイラ・マッカーター(アメリカ)
判定3-0
×挑戦者 風神ライカ(竹原&畑山)
100-90、100-90、100-90
コメント
おお、貴重な動画だね。残念ながら内容的にはむこうの勝ちだが。