観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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女子キックボクシング イム・スジョン 11月のワン・ナイト・トーナメントでの激闘動画

 Kick Boxing

 よくあるご質問にお答えするシリーズ、今回は韓国キックボクシングの女王イム・スジョン選手の近況です。

2009年11月27日(金) ソウル セントラルシティ・ミレニアムホール
“THE KHAN 2” one-night 4-women tournament

 8月に日本でGirls S-cupに参戦したあとのスジョン選手は、11月にソウルで『ザ・カーン2』というMMAのビッグイベントに参加し、この大会の事実上の主役としてミニトーナメント形式のK-1マッチで戦いました。

トーナメント一回戦 K-1ルール 54kg級2分3R
○イム・スジョン(韓国)
判定0-3
×アレナ・オーラ(チェコ)
イム・スジョン選手の判定勝利

トーナメント一回戦 K-1ルール 54kg級2分3R
パク・ウヨン(韓国)
1回KO
×ジェシカ(オーストラリア)
パク・ウヨン選手のKO勝利

 一回戦を判定までいったイム・スジョン選手は勝ちはしたものの、アレナ・オーラ選手のローキックをもらい過ぎ、決勝へは両足ともテーピングでガチガチに固めての登場。

 対するパク・ウヨン選手は実力不足のジェシカ選手と当たってラッキーな一回戦突破。しかも、ラビットパンチを2発も叩き込む非情なファイトで楽勝し、まったくダメージがありません。

 それでは、手負いのイム・スジョン選手と、ダーティーファイトのパク・ウヨン選手の動画をご覧ください。


 決勝はご覧のとおりイム・スジョン選手が先制攻撃に徹し、たえずプレッシャーをかけてパク・ウヨン選手を押し切って判定勝ち。トーナメントチャンピオンに輝きました。

トーナメント決勝 K-1ルール 54kg級2分3R
○イム・スジョン(韓国)
判定0-3
×パク・ウヨン(韓国)
イム・スジョン選手の判定勝利

 このところケガや心理面のプレッシャーなどで会心の試合が出来ていなかったイム・スジョン選手ですが、決勝ではひさびさに拭っ切れた動きで健在ぶりを見せつけました。

 なお、このトーナメント決勝は、男子総合格闘技8試合を押しのけて堂々のメインイベントでした。

 しかし、韓国のレフリーさん、ラビットパンチは絶対すぐ止めないとダメでしょう。まじで危ないです。

一回戦の試合の動画
イム・スジョン(韓国)VSアレナ・オーラ(チェコ)*男子の総合2試合のあと、3試合めです。
パク・ウヨン(韓国)VSジェシカ(オーストラリア)

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