Boxing
2010年2月15日(月)
スーパー・スピリット・ファイティング Vol.2
54.5kg契約4回戦
カイ・ジョンソン(竹原&畑山)赤
VS
藤本奈月(セレス)青
昨年の3月以来、約1年ぶりのリマッチとなったこの対戦、前回は藤本奈月選手が3-0で勝利していますが、果たして今回はどんな試合になるのでしょうか。
前回と同じように前に出て積極的にプレッシャーをかける藤本選手。カイ選手はリングを時計回りに逃げながら、冷静に打っていきます。
カイ選手はジャブというよりほとんどプッシングのような状態で藤本選手を止めるのがやっと。左腕をのばしたままのポーズが長くなり、早くも手詰まり感が。
2回になっても藤本選手が前進を続け、カイ選手は左腕を伸ばしたまま下がり続けます。
藤本選手がときおりヒットを奪う以外は特にヤマもないラウンド。
3回 藤本奈月選手の前進にカイ選手は左腕で押すようにして抵抗します。打っている場面もあるのですが、下がりながらのメリハリの無いパンチなので印象はイマイチ。
4回 ウィービングしながら接近し、大きなフックと細かいボディー打ちで攻める藤本選手。
藤本選手も粘りますが、狙い過ぎて手数が減ったところにカイ選手がアッパーを効果的に打って優勢。
試合は判定となり3-0でカイ・ジョンソン選手が勝利。1年前のリベンジを果たしました。
54.5kg契約4回戦
○カイ・ジョンソン(竹原&畑山)
判定3-0
×藤本奈月(セレス)
カイ・ジョンソン選手の判定勝利。
40-37、39-38、40-36
結局、大差でカイ選手の勝ちという結果にはなりましたが、実際はスコア以上にきびしい内容でした。ジャブが打てないのが苦戦の原因。
藤本選手は一時の悲壮感あふれるガムシャラなファイトから、ボクシングを楽しんでいるような感じに変わってきているのが良かったです。
この試合の結果、両者の戦績は以下のようになります。
藤本奈月 ふじもとなつき(セレス) 14戦4勝10敗1KO
カイ・ジョンソン(竹原&畑山) 4戦1勝2敗1分
(戦績はJBC公認以前からの通算)
コメント