観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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クリスティーン・トレド オランダの新鋭ジェミマ・ベトリアンとタイトル戦で激闘 女子ムエタイ

 MuayThai

BBills
2010年4月17日(土) アメリカ ネヴァダ州 バッファロー・ビルズ・カジノ&リゾート
– WCK Muay Thai –

WBCムエタイ スーパーフライ級インターナショナル王座決定戦 3分5ラウンド
×クリスティーン・トレド(アメリカ)赤
判定0-3
ジェミマ・ベトリアン(オランダ)青
ユナニマスデシジョンでジェミマ・ベトリアン選手が勝利し、WBCムエタイスーパーフライ級インターナショナル王座を獲得。
(当初は、クリスティーン・トレド選手とオランダのペトラ・ジャンセン・ファン・ドールン選手のカードでしたが、ペトラ選手が負傷のためジェミマ・ベトリアン選手との対戦に変更になりました)

青いグローブがジェミマ・ベトリアン選手

 アメリカのテレビ番組『リング・ガールズ』で知られるムエタイファイターのクリスティーン・トレド選手が、4月17日にWBCムエタイスーパーフライ級インターナショナル王座決定戦に出場しましたが、激闘の結果は判定負けでした。

 この試合に勝って王座を得たのは新鋭のジェミマ・ベトリアン選手(オランダ)。ベトリアン選手はあのジャーメイン・デ・ランダミー選手にあこがれ、ランダミー選手と同じトレーナーのもとで練習に打ち込んでいる19才。2007年にはタイのIFMAムエタイで銀メダルの経験があります。

 ご紹介した動画の画質がイマイチなのが残念ですが、それでも両者の気迫が伝わってくるいい試合なのはわかります。
両選手の激闘
両選手の激闘
勝者ジェミマ・ベトリアン選手

 敗れたトレド選手は「ムエタイ52キロ級ではベトリアン選手がベスト。彼女には女子ムエタイに光を当てる偉大な未来があるでしょう。」とコメント、若い王者の勝利を祝福しました。

 ジャーメイン・デ・ランダミー選手やジュリー・キッチン選手では日本の選手には大き過ぎますが、ベトリアン選手やトレド選手なら無理の無い体重ですので、日本の選手もチャンスがあったらどんどん対戦してほしいと思います。

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