Boxing
2010年6月5日(土)アメリカ インディアナ州
スーパーフェザー級 8回戦
×メリッサ・ヘルナンデス(アメリカ/プエルトリコ)
判定0-2
○リンゼイ・ガーバット(カナダ)[写真]
マジョリティーデシジョンでリンゼイ・ガーバット選手の勝利。
昨年、一度予定されながらキャンセルになっていた注目のカード『ヘルナンデスVSガーバット』が先週アメリカで実現しましたが、結果はガーバット選手が2-0で勝利する大金星。「メリッサ・ヘルナンデス敗れる」のニュースが反響を呼んでいます。
リンジー・ガーバット選手は昨年夏にWBAスーパーフェザー級2位のモーリーン・シェイ選手(アメリカ)からTKOを奪って一気に注目を集めたものの、今年はジーニー・ガーサイド選手(カナダ)にKOで敗れ、ちょっと実力が分からない選手という印象でした。しかし、今回、パウンド・フォー・パウンド最強の一角であるヘルナンデス選手を崩したことで、完全にトップファイターとしてその力が認知されたと言えるでしょう。
この結果により、ヘルナンデス選手が持っていたWIBAスーパーフェザー級のベルトは剥奪され、ランキングも同級3位に転落。ガーバット選手のほうが上位に進出(同級2位)、1位はジェシカ・ラコッチー選手、王座は空位になっています。
WIBAスーパーフェザー級 ランキング
チャンピオン 空位 vacant
1位 ジェシカ・ラコッチー(カナダ)Jessica Rakoczy
2位 リンジー・ガーバット(カナダ)Lindsey Garbatt
3位 メリッサ・ヘルナンデス(プエルトリコ/アメリカ)Melissa Hernandez
この階級はこれからどうなるのか、まったく目を離せない状況です。
現在の戦績
メリッサ・ヘルナンデス(プエルトリコ/アメリカ)16戦12勝2敗2分4KO
リンジー・ガーバット(カナダ)8戦5勝3敗3KO
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