Boxing
2011年5月17日(火) 後楽園ホール
スーパーバンタム級 6回戦
天空ツバサ(山木)赤
VS
ヨッカオ・ルーイチッティジム(タイ)青
第1ラウンド 笑顔で入場してきたツバサ選手ですが、試合が近付くにつれて真剣な表情に。
フットワークを使って自由にリング上を動きながら細かいパンチを放つツバサ選手。
ギリギリの距離でわざとガードを下げ相手の打ち気を誘って、出てきたところに打ちかかるツバサ選手。
手数も多くて積極的。さらには足ワザ(アリシャッフル)までも披露してサービス精神抜群のツバサ選手。一方のヨッカオ選手も非常に好戦的で、空振りしてもかまわずにどんどん攻撃を重ねてきます。
そして、終了間際についにヨッカオ選手のフックがツバサ選手のアゴにヒット。軽い当たりに見えましたが、一瞬、腰が落ちそうになるツバサ選手。
あぶないところで体勢を立て直してガード。さらに、反撃しながらのバックステップでピンチをしのぐツバサ選手。
ツバサ選手はフットワークを重視した能動的なポジショニングからパンチを出していきます。
さらに、場所を移動して赤コーナー付近でも激しいパンチの交換。
ここでレフリーが割って入って試合終了。天空ツバサ選手のTKO勝利となりました。しかし、ヨッカオ選手がそこまで打ち込まれていたとは思えず、唐突なエンディングでした。
短い試合時間ながらもツバサ選手らしさが感じられた一戦となりましたが、初回に訪れた危ない場面は、やはり長いブランクの影響だったかもしれません。
タイのヨッカオ選手はなかなかガッツのあるファイターで、今後、再来日してくれれば(ボクシングでもムエタイでも)見に行きたいと思いました。
スーパーバンタム級 6回戦
○天空ツバサ(山木)
2回TKO
×ヨッカオ・ルーイチッティジム(タイ)
天空ツバサ選手のTKO勝利。
この結果を含む両選手の戦績は以下のとおりです。
天空ツバサ(山木)18戦14勝4敗7KO
ヨッカオ・ルーイチッティジム(タイ)9戦5勝4敗1KO
(戦績はJBC公認以前からの通算)
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