Boxing
2011年6月11日(土)アルゼンチン ブエノスアイレス ルナパークスタジアム
WBA/WBOライトフライ級タイトルマッチ 10回戦
王者 ジェシカ・ボップ(アルゼンチン)
VS
挑戦者 ジェセニナ・マルチネス・カストレホン(メキシコ)
WBA/WBO統一ライトフライ級王者ジェシカ・ボップ選手がメキシコのジェセニナ・マルチネス・カストレホン選手を挑戦者に迎えタイトル防衛戦をおこないました。
今回の会場であるルナパークスタジアムはアルゼンチンではトップクラスの大会場で、ここでセミやメインで登場することが一流選手の証となります。ボップ選手にとってはマルセラ・アクーニャ選手のアンダーカードで2008年に登場して以来ひさびさのルナパークで、今回はダブルメインのひとつをつとめました。アクーニャ選手引退後のアルゼンチン女子ボクシングを確実に受け継ぐ存在となっているようですね。
試合のほうは、いつものように随所に素晴らしいラッシュをちりばめた満足出来るクオリティーではあるものの、最後が挑戦者を鮮やかに仕留めたとは言えないような終わり方なのが残念。これが日本人選手だったら「つまらない試合をしてしまってどうもすみません」とお客にあやまるかもしれませんが、ボップ選手は違います。まるで会心のKO勝ちでもしたかのように満面の笑顔でコーナーポストに上ってお客さんに投げキッス。
最後がイマイチの試合でもわたしの笑顔でお客さんを納得させてみせる、というプロ魂のあらわれでしょうか。やはりジェシカ・ボップ選手はタダモノではありませんね。スーパースターになれる資質は充分に備えているようです。
WBA/WBOライトフライ級タイトルマッチ 10回戦
○王者 ジェシカ・ボップ(アルゼンチン)
TKO 9回
×挑戦者 ジェセニナ・マルチネス・カストレホン(メキシコ)
この試合の結果、両者の戦績は以下のようになります。
ジェシカ・ボップ(アルゼンチン)16戦16勝7KO
ジェセニナ・マルチネス・カストレホン(メキシコ)16戦9勝7敗8KO
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