観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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年齢の壁を超えて疾走し続けること

 Boxing

 クイーン・オブ・ザ・リング推薦のロックバンドブロンディが最新アルバム『パニック・オブ・ガールズ』を発売します(日本版発売日時は未定)。

 先日、女子ボクシングや女子キックが参考にすべき事象として、女性をフロントに立てたロックバンドのカッコ良さを挙げ、男たちをしたがえた女性アーティストの存在感や、その「わたしのように生きてみな」というアティテュードが当時の女性ファンに与えた影響力をご紹介しました。

 しかし、その分野のパイオニアであるブロンディのデビー・ハリー姐さんが与えた影響力はそれだけではありません。ブロンディのフロントウーマンとして世に知られるようになった頃、彼女はすでに30才を越えていました。その年齢になっても自分を曲げずに好きなことをやっているハリーさんの姿勢も女性ファンからの支持率の高さの大きな理由だったのです。

 当時のミュージックシーンでその年齢でメジャーデビューするアーティストはほとんど存在せず、特に女性ヴォーカリストとしては異例中の異例。30過ぎてから大きなチャレンジを始めた彼女の存在自体が強烈なメッセージなのでした。いくつになっても好きなことは出来る、まわりに妥協しなくてもいいんだ、ハリーさんの生き方がそういう主張として支持されたのです(80年代になるとシンディー・ローパーさんが30代でデビューして同じ道を歩みました)。

 2011年7月でハリーさんは66才になりました。その彼女の最新ビデオが上掲の新曲『マザー』です。ハリーさんの姿を見ていると30代や40代なんかではまだまだ老化していられないと思いますね。とは言うものの、音楽やアートとコンタクト系のスポーツでは、事情が変わって来るのは当然のこと。ものには何にでも限界というものはやって来るのです。

 しかし、限界があるのならそれに挑戦しようということもまたスポーツの大きなテーマのひとつ。今年5月にそのテーマに挑んだのが男子のベテランボクサー、46才のバーナード・ホプキンス選手(アメリカ)。彼は、28才のジャン・パスカル選手(カナダ)を3-0で破ってWBCライトヘビー級の新王者となりました。WBCの世界王座奪取最高年齢記録です。

 男子に出来ることなら女子にだって出来ます。WBCの正式なレギュレーションには年齢制限はないので試合がおこなわれる地区のアスレチックコミッションのチェックさえ通ればその選手が何才であるかは問題にはなりません。いまでも実際に40代のWBC女性ボクシング王者は存在していますし、まだまだ王座に手をかけそうな40代の女子選手もたくさんいます。この状況を見れば、数年のうちにホプキンス選手の記録を破る女性ボクサーが出て来ることはほとんど確実と言ってもいいでしょう。

 もちろん、ボクサーにとって一番大事なことはそのボクシングの内容であって、いたずらに最高年齢という数字のみを追いかけることには意味は無いと思います。しかし、もうすぐ43才になるアイリーン・ミヨコ・オルシャウスキー選手や、もうすぐ44才になるアリシア・アシュレイ選手が見せるボクシングはあいかわらず素晴らしく、いっこうに衰えを見せません。

 アリシア・アシュレイ選手は今月23日にWBCスーパーバンタム級王座決定戦に出場が決まっています。相手は25才のクリスティーナ・ルイズ選手。どんな試合、どんな結果になるのか非常に楽しみです。

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