MuayThai
2012年7月14日(木)イギリス ボーンマス
BOURNEMOUTH FEMALE WORLD TITLE CELEBRATES OLYMPIC TORCH ARRIVAL
WBCムエタイアトム(45kg)級王座決定戦 3分5Rヒジ・ヒザありフルルール
デニス・メラー(イギリス)写真
VS
ナッタヤ・カンタシット(タイ)
決定を伝えるWBCムエタイ公式サイト
ロンドン・オリンピックの聖火リレーが無事に通過することを祝うイベントがイギリス各地で予定されているようですが、南部の海辺の街ボーンマスではムエタイイベントが開かれるそうです。
そこでおこなわれるWBCムエタイ世界王座決定戦に、昨年秋に神村エリカ選手(TARGET)に1ラウンドKOで敗れたデニス・メラー選手(イギリス)が出ることが発表されました。負けた選手がどうして世界タイトル?とおもわれるでしょうが、このタイトルは神村選手と戦ったライトフライ級ではなくて、そこからさらに二階級下の新しい階級なのです。
これまではWBCムエタイ女子の最軽量級はミニフライ級(45~48kg)で、メラー選手もこの階級で戦っていました。今後は45kg以下の階級も作られることになり、その初代チャンピオンを決める試合が今回の決定戦なのです。
日本のキック/ムエタイやほとんどのボクシング団体の最軽量級が46.26kgなのに、さらにずっと小さい階級を作ってしまったWBCムエタイさん… 。
良くないですよね。新しいチャンピオンを作りたいために新しい階級を作るというのは。
それに、ここまで軽いと選手の健康維持が非常に心配になります。45kg以下まで減量しても平気な選手が世界に何人いるというのでしょうか?青白い顔をした選手どうしの戦いなんて見たくないです。過度な減量は事故に直結するのです。この問題は真面目に考えてほしいですね。
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