Boxing
2012年7月9日(月) 東京 後楽園ホール
白井義男世界タイトル獲得60周年記念 ザ・カンムリワシ・ファイトvol.42
スーパーフライ級 6回戦
つのだのりこ(白井具志堅)写真向かって左
VS
チタポーン・プラディサルン(タイ )写真右
青コーナーはキック、ムエタイ、総合格闘技でたくさんのプロキャリアを積んできたつのだのりこ選手。JBC公式戦2戦めにして6回戦に登場。赤コーナーはこのところ真道ゴー選手、川西友子選手に2連敗中のチタポーン選手。
第1ラウンド 試合開始直後からつのだ選手は相手をロープ際に押し込んで、激しくプレッシャーをかけます。
つのだ選手のフック、ボディーの連打の前に、チタポーン選手はガードを固めて必死の防戦。
かと思えば突然フッと顔を上げると同時にビッグパンチ。つのだ選手はノーダメージですが、これは油断出来ない。
第2ラウンド この回もガンガン出て行くつのだ選手。しかし、ちょっと攻撃に気持ちが行き過ぎて防御の動きが欠けているような…
と、思ったそのとき、つのだ選手の左の打ち終わりに飛んできたチタポーン選手の右フック。
これをテンプルにもらってしまったつのだ選手は前のめりにリングに手をつくダウン… 。
カウントエイトで試合再開。前にも増して激しくパンチの雨を降らせるつのだ選手。
第3ラウンド ガードを固めるチタポーン選手。フットワークでかわすような動きはありません。
チタポーン選手のスタミナと戦意を削るような執拗なボディー打ち。
第4~5ラウンド つのだ選手はチタポーン選手との距離を開けず、常に目の前にいてプレッシャーをかけ続けます。
ときおり意を決したように打ち返してくるチタポーン選手ですが攻撃は単発。
そして5ラウンド、ついにダウンを取られます。
一度は戦いに戻ったチタポーン選手ですが、つのだ選手の連打を浴びて成す術無し。最後は戦意を失ったようにリングにかがみ込んでレフリーストップ。
第5ラウンド1分59秒レフリーストップでつのだのりこ選手のTKO勝利。
スーパーフライ級 6回戦
○つのだのりこ(白井具志堅)
TKO5回
×チタポーン・プラディサルン(タイ )
つのだのりこ選手のTKO勝ち。
(つのだ選手2ラウンドにダウン1)
(チタポーン選手5ラウンドにダウン2)
この結果、両選手の戦績は以下のようになります。
つのだのりこ(白井具志堅)7戦5勝2敗4KO[トライアルマッチ1勝]
チタポーン・プラディサルン (タイ )
(戦績はJBC公認以前からの通算)
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