Muay Thai
2015年7月22日(水)東京後楽園ホール
~蹴拳26~
第11試合
50kg契約 蹴拳インプレッションルール(K1ルール) 3分3R
松田玲奈 まつだれな(y-park/蹴拳フライ級王者/J-girlフライ級王者)
VS
マリサレック・ペッノンセン (タイ)
この日の最終試合として組まれた松田玲奈選手の試合。相手のマリサレック選手を試合前に会場内で見かけましたがあまりにも細くておさない感じなのでびっくり。
ゴングが鳴りリングで向き合いますが、体格の差は歴然。最初から結果は見えています。
松田選手がガンガン攻めていき、マリサレック選手も果敢に応戦しますが・・・
松田選手の攻撃が次々にヒット。蹴りを出すときのディフェンスが悪いマリサレック選手は、正確な攻撃を誇る松田選手の前にサンドバッグ状態。
ハイキックもビシビシと音をたてて顔面に決まり、さらには後ろ回し蹴りもクリーンヒット。これは初回KOコースかと思われましたが、ぎりぎりのところでゴングに救われるマリサレック選手。
第2ラウンド 開始直後、マリサレック選手のキックをキャッチした松田選手は空いてる顔面に右ストレート。
まともにもらってしまったマリサレック選手はスタンディングダウンを取られます。
エイトカウントで再開となりましたが、すぐ再びストレートを受けてそのままロープぎわにダウン。完全KOとなりました。
第11試合
50kg契約 蹴拳インプレッションルール(K1ルール) 3分3R
○松田玲奈 まつだれな(y-park/蹴拳フライ級王者/J-girlフライ級王者)
KO 第2ラウンド 0分31秒 右ストレート
×マリサレック・ペッノンセン (タイ)
松田玲奈選手のKO勝利(マリサレック選手第2ラウンドにダウン1)
マッチメイクへの不満はだれでも感じてしまうカードですが、ものたりない相手でもキッチリ倒してみせる松田玲奈選手のプロ意識は素晴らしいものです。
しかし、いちばん気になったのは松田選手の顔色の悪さ。前から思っていたのですが、彼女の体格で50kg以下は無理があるでしょう。
松田選手の実力はどんどん上昇中であり、もうこのルールの、この階級は、敵無しの状態なんですから、これ以上こだわる意味は薄いのではないでしょうか。また、もしもSBのRENA選手あたりを標的としてこの階級にいるのであれば、つかみ無しのルールでは経験にならないとも思います。
なにはともあれ、松田選手はそろそろ、今後のキャリア展開を考えて、試合のルールや階級を見直す時期にあります。QRとしては、健康を最優先にして、早く上の階級に上がってもらいたいな、と思っています。
On July 22 at Korakuen Hall
-50kg 3x3mins K-1 rules
Reina Matsuda vs Malisalec Phetnongsaen
WINNER Reina Matsuda 2nd round KO : Right Straight
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