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WBC マリアナ・フアレスの王座を取り消して再試合を決定 不正判定ジャッジ2名にペナルティー ボクシング女子

 Boxing

 メキシコの人気者マリアナ “ラ・バルビー” フアレス選手は、今夏7月11日にアルゼンチンのヴァネッサ・タボルダ選手とWBCスーパーフライ級インターナショナル王座決定戦をおこない、2-1のスプリットで勝利しベルトを獲得しましたが、試合直後から「判定がおかしい」という声があとを絶ちませんでした。

 そのため、WBC本部はビデオで試合を再検証した結果、試合を『無判定』『無効試合』と結論、フアレス選手勝利のスコアを付けていたジャッジ2名にライセンス一時停止などのペナルティーを与えました。

 その問題の試合の動画はこちらです。

2015年7月11日(土) メキシコ アカプルコ

WBCスーパーフライ級インターナショナル王座決定戦 10回戦
マリアナ “ラ・バルビー” フアレス(メキシコ)
判定 2-1  無効試合
× ヴァネッサ・タボルダ (アルゼンチン)
マリアナ “ラ・バルビー” フアレス選手の判定勝利 フアレス選手の勝利は取り消され、王座は空位とされます。

 いかがでしょうか?確かにタボルダ選手の連打は、一度始まると無限に続くのではないかという手数と速さで、非常に印象的です。それに対してフアレス選手がどれだけの反撃を出来たのかと言うと疑問で、もしもQRがジャッジだったなら、タボルダ選手の勝ちにつけたでしょう。地元メキシコのテレビ局でさえ、放送席の採点は98-92でタボルダ選手勝利でした。

 しかし、メキシコに本拠地のあるWBCさんがメキシコ選手に有利な判定をすることは全然珍しいことではなく、特にWBCのトップのみなさんのお気に入りであるフアレス選手は、これまでも特別の配慮を目一杯受けてきています。

 計量をオーバーしても「女子は体調の変化が激しいから1ポンド以内のオーバーは許容する」と特例で計量合格になったり、同じタイトルに何度も何度もフアレス選手だけが挑戦出来るなど、露骨なエコヒイキは恒例行事でした。

 フアレス選手が東郷理代選手に第1ラウンドでTKO負けしたときは、WBCのお偉いさんが「東郷陣営がグローブに細工をしたからフアレス選手は負けた」などとトンデモ説をマスコミに流してフアレス選手を擁護する始末。

 そんな団体ですから、今回、自分たちのジャッジが不正なポイントを付けてフアレス選手を勝たせたことを認めたのは、非常に意外なことです。

 あの小関桃選手(青木ジム)の頭突きKOも「わからない」と言って見逃したクズ団体ですよ。

 自分たちのインチキをよく認めましたね。本当に意外です。

 よほどアルゼンチンからの抗議が強烈だったのでしょうか?

 我々日本人も「一度くだされた裁定はくつがえらない」などと決めつけないで、おかしな判定にはどんどんクレームをつけてネジ込んでいくべきですね。アルゼンチンを見習いましょう。

 フアレス選手とタボルダ選手の再試合は10月10日の予定。開催地などの詳細は未定だそうです。

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