Boxing
2016年10月8日(土)フランス ヴァル=ドワーズ
WBC & WBAフェザー級タイトルマッチ 10回戦
WBC & WBA王者 ジェリーナ・マジョナヴィッチ (カナダ)
VS
挑戦者 ゲエレ・アモン (フランス)
ボクシング世界チャンピオンといっても人の子ですから、できれば強い相手とは戦いたくない、できれば相手のホームでは戦いたくないのは人情です・・・が、カナダの剛腕ジェリーナ・マジョナヴィッチ選手はそんなことは考えていないようです。
これまで幾多の強豪と激戦を演じてきたマジョナヴィッチ選手は、去年から今年にかけてはアルゼンチンのフェザー級ナンバーワンのエディス・ソルダート・マティッセ選手との2連戦で、アウェイで負けてベルトが無くなり、ホームで勝ってベルトを2本奪取するというドラマを見せてくれました。
そして、10月、今度は2本のベルトを持ってフランスに渡り、プロデビュー以来14戦全勝のゲエレ・アモン選手の挑戦を受けました。
試合はご覧の通りにかなりの接戦。結果的にスプリットで王者がベルトを守りましたが、勇気ありますね。相手が強いことを知りながらアウェイに乗り込むんですから。いや、脱帽です。
しかし、今回はホームで敗北を喫したゲエレ・アモン選手もなかなかいい選手。ナイスボクサーです。
マジョナヴィッチ選手34才、アモン選手33才。女子格闘技選手は30代が一番充実している時期というのはファンの多くが同意してくれると思いますが、この二人も今が旬のようです。これからも注目の両選手ですね。
WBC & WBAフェザー級タイトルマッチ 10回戦
○WBC & WBA王者 ジェリーナ・マジョナヴィッチ (カナダ)
判定 2-1
×挑戦者 ゲエレ・アモン (カナダ)
ジェリーナ・マジョナヴィッチ選手の判定勝利
(97-93、97-93、95-96)
ジェリーナ・マジョナヴィッチ(カナダ)48戦37勝10敗1分19KO
ゲエレ・アモン(アルゼンチン)15戦14勝1敗1KO
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コメント
また 来日して 高野選手か三好選手にレッスンしてほしいですね笑
16日のアクーニャ選手VSマルコス選手Ⅱも楽しみですね
管理人様
すばらしい試合でした。
まず、アウェイに乗り込み、結果を出したチャンピオンの勇気に敬意を表します。
お互い、よく動き、よく手を出し(しかもパンチスピードがある)、前に出て戦ってましたね。
挑戦者にも拍手!!
日本の女子ボクサーもここまでとはいかなくても少しでもいい試合をしてほしいですね。
動画の紹介 ありがとうございました。
>g1j2p5i5さん コメントありがとうございます。
マジョナヴィッチ選手の前回の来日では、コーナーに帰ってきたライカ選手の顔面が裂けているのを見たセコンドの畑山さんから「これは女のパンチではない」という迷言が出ましたよね(笑)。でも、これが女のパンチですよ!
>ななしさん コメントありがとうございます。
いい試合ですよね。結果的にダウンやKOがなくても、見ている時はハラハラしちゃうんですから。
>16日のアクーニャ選手VSマルコス選手Ⅱ
WBA暫定(返上?)ではなく 空位のIBF SB級王座戦に変更したみたいです よかったですね