観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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今日の1曲 プリテンダーズ『チェイン・ギャング』 Pretenders / Back On The Chain Gang

あなたの写真をみつけたわ
そのとたんにわたしは過去のあの夜に引き戻された
でも、そこにはいられないの
戦いの日々がやってきて
また列車に乗って
毎日の仕事に戻るの

もう状況はわたしたちの手にはおえない
家にいる時でさえ不安な気持ちで
電話、テレビ、そして世界のニュースが
わたしたちの目をふさごうとハエのように舞い降りてきて
そしてまた列車に乗せるのよ
また仕事に戻させるの

権力ってものは
ひとに昨日までと同じように生きることを強いる
彼らがあなたにしたことを分かった時
わたしはひざまづくしかない

だけどわたしはきょうここに立って
死ぬ覚悟はできている
わかっているのよ こころの深いところで
わたしたちを引き裂く彼らは
いつの日か滅びるってことを

あなたの写真
それはわたしの最良の日々
孤独なこころを抱える惨めな人生の中で
それは休戦の時のようにいい日だった
そう、あなたがいた頃・・
でも、また列車に乗らなくては
そして仕事に戻るのよ
毎日のあの仕事にね

 作者のクリシー・ハインドさんのバンド仲間だったり元カレだったりした人が連続して亡くなった時期があって、そのあとに書かれたのがこの曲です。

 タイトルにあるチェインギャングというのは鎖で繋がれて強制労働させられる囚人のことで、それはつまり、わたしたちみんなの毎日の仕事のことなんです。

 つらいことがあってそれを思い出している時でも、楽しい日々を思い出していても、どちらにしても時間が来れば日々の喧騒の中に連れ戻されて、また働かなくちゃいけない。そういう毎日を歌ったものです。

 実際、強制じゃない労働なんてほとんどありませんので、普通の人も囚人も同じなんですね。

 でも、それを嘆いているばかりではなく、明るく、希望を感じさせる曲調からそれに打ち勝とうという意思が伝わってきます。

 いい曲ですね。

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