MuayThai
第2回『ワールド・ムエタイ・エンジェルス』準決勝&決勝
2017年12月16日(土) タイ バンコク
準決勝A 3分3ラウンド
チョンマニー・ソー・テヒラン(タイ)赤
VS
ナムターン・ポー・ムンペット(タイ)青
Chommanee (Thailand)
ชมมณี ส.เต๊ะหิรัญ (ไทย)
赤コーナーは前回大会のチャンピオン、チョンマニー選手。あの時、高校生にして女子ムエタイのトップに躍り出た実力者です。まだ21才の若さ。
Namtarn (Thailand)
น้ำตาล พ.เมืองเพชร (ไทย)
青コーナーは2012年にシュートボクシングGirls S-cupに来日したナムターン選手。当時ミドルティーンだったので、こちらもまだ21才。
ナムターン選手はタイのメディアではネタにされることが多く、チョンマニー選手の名前が売れたあとは「ナムターンはチョンマニーに嫉妬している」とか「仲が悪い」とかいろいろ書かれたみたいです。いかにもおっとりして人が良さそうに見えるので何を書いても怒らないと思われているのでしょうか(笑)。
まあ、本当のところは分かりませんが、この二人は親友どうしというのがムエタイ界では定説。実際、仲良さそうに見えますしね。しかし、その親友どうしがここで戦うことになったわけです。
相手が誰であっても、これは世界トーナメントの準決勝。ナムターン選手から感じられる並々ならぬ殺気を察したチョンマニー選手のコーナーは「怖がらないで行け」と前回チャンプを送り出しますが・・
しかし、前回チャンプは下がりながらも出すべき攻撃は欠かさず、手数では決して下回らないのはさすが。蹴り足をキャッチして転倒させるなど「いい場面」を作るチョンマニー選手。
第2ラウンド 依然として下がり続けるチョンマニー選手ですが、少しずつ反撃のミドルキックやヒザ蹴りを増やします。
首に手を回してひねっているので一見首投げ(反則)のように見えるかもしれませんが、相手を自分の腰に乗せるのではなく、回転で重心を崩して倒す正統の首相撲です。
緊迫のラウンドは、ストレートパンチとキックでナムターン選手が攻めるところで終了。
両選手、立ち上がって試合再開。ここからはナムターン選手が出てチョンマニー選手が下がる展開に逆戻り。
しかし、前に出る/出ないはムエタイの採点では重要ではありません。大事なのはより良い攻撃をより多く出すことです(本当はキックでもボクシングでもそれは同じです)。
最後はナムターン選手よりも速いペースでヒザやキックを出していたチョンマニー選手。
レフリーに手をあげられたのはチョンマニー・ソー・テヒラン選手でした。
準決勝A 3分3ラウンド
○チョンマニー・ソー・テヒラン(タイ)
判定
×ナムターン・ポー・ムンペット(タイ)
チョンマニー選手の判定勝利
16 ธันวาคม 2560
ชมมณี ส.เต๊ะหิรัญ (ไทย) vs. น้ำตาล พ.เมืองเพชร (ไทย)
ชมมณี ส.เต๊ะหิรัญ (ไทย) ชนะคะแนน น้ำตาล พ.เมืองเพชร (ไทย)
WORLD MUAY THAI ANGELS season 2 in Featherweight class (55-57kg)
Grand Final round, 16th December 2017, at Bangkok Thai
3round of 3 minutes with a 2 minutes break
Semi Final A
Chommanee sor Taehiran (Thailand)
vs
Namtarn por Muangpecth (Thailand)
Chommanee sor Taehiran wins by decision
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