ダイジェスト動画と写真で見る　チョンマニー・ソー・テヒラン VS ヨランダ・シュミット II　『ワールド・ムエタイ・エンジェルス』決勝　結果　ムエタイ女子

　MuayThai

第２回『ワールド・ムエタイ・エンジェルス』準決勝＆決勝
２０１７年１２月１６日（土）　タイ　バンコク

決勝　３分３ラウンド
チョンマニー・ソー・テヒラン（タイ）赤
ＶＳ
ヨランダ・シュミット（オーストラリア／南アフリカ）青

　第２回『ワールド・ムエタイ・エンジェルス』決勝は、２０１５年８月のムエタイ・ロイヤル・ワールドカップ以来の顔合わせとなったチョンマニー選手とシュミット選手の対戦。

　前回判定負けだったチョンマニー選手は国技ムエタイの誇りにかけて絶対に負けられない戦いに臨みます。

Fight Highlights

โยลันดา ชมิท (แอฟริกา) vs. ชมมณี ส.เต๊ะหิรัญ (ไทย)
Yolanda Schmidt (South Africa/Australia) vs Chommanee (Thailand)
　第１ラウンド　高い蹴りを出しながら少しずつ下がるチョンマニー選手。

　シュミット選手は接近して組み付きますが、両者ゆずらないまま倒れこみます。

　すぐにまた組み合うふたり。懸命に崩しあいますがどちらも倒れず。

　次のコンタクトではチョンマニー選手がヒザ蹴りの連打。

　チョンマニー選手の足技で倒されて苦笑いのシュミット選手。

　後半のヒザ合戦は回数、フォームともにチョンマニー選手の方が上ですが、動きを読まれて崩されるリスクを考えてか、パワーをセーブしたヒザ蹴りに見えます。

　終盤、シュミット選手が出したヒジ打ちをチョンマニー選手がヒジでブロックしたところでラウンド終了。

　第２ラウンド　引き続き、下がるチョンマニー選手と前に出るシュミット選手。

　チョンマニー選手は蹴りと蹴りの間隔があかないようにコンスタントに蹴って、ポイントを確保しているのはさすが。

　けれども、組んだ時にパワーで押され負けする場面が少し出てきます。勢い付くシュミット選手陣営。

　対して、シュミット選手はまだまだ元気いっぱい。準決勝でパワーを抑えているように見えましたが、実際にそうだったようです。トーナメント用の戦い方が出来ていたんですね。

　チョンマニー選手は少し離れて高い蹴り。ハイキックはあまり得意ではないシュミット選手は蹴り合戦には応じず、またまた首相撲に引きずり込み、そしてヒザの連打。これはポイントになるでしょう。

　消耗したチョンマニー選手をシュミット選手が押しつぶしたところでゴング。

　第３ラウンド　この回もシュミット選手は覇気に溢れて前進。チョンマニー選手は後退しながらキック。

　シュミット選手は得意のパワーパンチを全開。さらにミドルキックをおりまぜて攻勢です。

　ムエタイでは疲れたように見えるだけでも判定では不利。疲れを表さないためにはポーカーフェイスかスマイルが大事なのですが、この試合でチョンマニー選手が笑顔を見せたのは最初だけ。あとは表情も暗いし、顔色も悪く・・ナムターン戦で燃え尽きた？こんなチョンマニー選手初めて見ました。

　一方、シュミット選手は楽しそうな笑みを浮かべてファイト。まさしく勝機。

　パワーとエナジーが途切れないシュミット選手。

　チョンマニー選手必死の反撃。このパンチでシュミット選手の鼻が切れますが、

　まったく意に介さず押しまくってシュミット選手ペースのまま試合終了。

　判定はヨランダ・シュミット選手の勝利。

　手を挙げられ泣き崩れるシュミット選手。

16 ธันวาคม 2560
โยลันดา ชมิท (แอฟริกา) vs. ชมมณี ส.เต๊ะหิรัญ (ไทย)
โยลันดา ชมิท (แอฟริกา) ชนะคะแนน ชมมณี ส.เต๊ะหิรัญ (ไทย)
決勝　３分３ラウンド
×チョンマニー・ソー・テヒラン（タイ）
判定
○ヨランダ・シュミット（オーストラリア／南アフリカ）
ヨランダ・シュミット選手の判定勝利

WORLD MUAY THAI ANGELS season 2 in Featherweight class (55-57kg)
Grand Final round, 16th December 2017, at Bangkok Thai
3round of 3 minutes with a 2 minutes break
Final
Chommanee sor Taehiran (Thailand)
vs
Yolanda Schmidt (South Africa/Australia)
Yolanda Schmidt wins by decision