2011年から当ブログでは何回か書いていることですが、その年の放射性物質汚染によって、わたしたちの日本はもう以前とは違った状況に置かれてしまいました。
過去に人類が体験したことのないほどの大規模な核汚染が日本で起こったのです。これは否定できない事実です。
そして、汚染された国土からはどんなに頑張っても汚染物質を取り除くことはできません。これも否定できない事実です(「除染」という「言葉」はありますが、国土を除染出来る「技術」は存在しません。汚れた土をあちこち移動しているだけです)。
ですから、わたしたち日本人は汚染物質に囲まれて生きています。
これは個人個人の信念や思想や宗教に関係なく、ただ単純な事実です。
クイーン・オブ・ザ・リングのメンバーが住んでいる東京も大量の放射性物質で汚染されました。数値的には健康の危険を考えなければならないほどの汚染です。
それで、わたしたちは事件以降、それなりの対策を取って生活しています。食事、飲み物などは産地で判断し、怪しいもの、チェック出来ないものは排除しています。また、汚染の度合いの高い地域には決して行かないようにしています。東京を離れることが出来る時にはなるべく離れています。
この程度のことで安全は確保出来ないことは分かっています。でも、やらないよりは確実にマシです。
あの事故から数年が経過しましたが、あのときにばらまかれた汚染物質の危険性はほんの少し減っただけで、今後も何十年と危険な状態は変わりません。
人びとの関心が低くなった今は逆にわたしたちは気を付けましょう。外食やお弁当、おにぎりには特に注意しましょう。汚染地帯のお米は特にその方面の「業務用」として流通しているのです。
お米の業界の人たちはわたしたちを騙して汚染米を食べさせようとしているわけではありません。彼らは安全だと信じているのです。なぜなら、高いお金で導入した検査機でいくら測っても高い数値は出ていないからです。
しかし、彼らが導入したベルトコンベア式の検査機はお米の袋をわずか数秒計るだけの仕様なのです。数秒で計れるかどうか、興味のある方は調べてみてください。正式な検査機関の高性能の機械でも最低でも20分は計らないとちゃんとした数字は出ないのです。
つまり、お米の業界には最初から数値の出ない機械が導入されているのですが、どうしてそんなことになっているのかはわたしたちには分かりません。世の中は分からないことだらけです。だから、人のいうことは簡単には信じないでください。
「もう安全だ」「心配ない」と言う人はたくさんいますが、その多くはあの日よりも前には「原発は爆発しない」と言っていたひとたちです。
「大丈夫」とささやく甘い言葉は、日本のためにはなりません。「気をつけろ」という言葉こそが今の、というか、これからしばらくの間の日本を守る言葉です。
毎回繰り返して書いていることですが、資源も国土も無いわたしたちの日本で、一番の宝は日本の人たち自身です。これからの日本の一番の原動力は日本人がみんな健康で元気に活動していくことです。
健康と元気を手放してはいけません!みんなで辛抱強く粘り強く、生き抜いていきましょう。
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